トトガノート

「鍼灸治療室.トガシ」と「公文式小林教室」と「その他もろもろ」の情報を載せています。

Tag:絵本

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くもんのすいせん図書(Dの13番)「野尻湖のぞう」を読みました。(小林教室収蔵

「人体の矛盾」と同じ著者です。

野尻湖の位置や大きさなど、具体的な数字で表されています。発見や発掘が行われた日付、発見された物の数や大きさも、数字が明記されています。発掘された物もしっかりスケッチされています。

客観的なデータから、根拠を述べた上で、推論を立てています。

優しい絵が描かれた絵本ですが、非常にしっかりした理科の本だと思います。

発掘に携わった人々の内訳も、グラフが描けそうなくらいきちんと数字が出ています。

あとがきには、これからの発掘に参加したい人のために、連絡先まで明記してあります。

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くもんのすいせん図書(Aの49番)「ジャックと豆のつる」を読みました。(小林教室収蔵

「ジャックと豆の木」じゃなかったかな…と思いつつ、開いてみるとビックリするのが登場人物の絵です。頭が爆発している!

牛一頭と豆粒5個を交換してきたジャックをお母さんが怒るのはいいとしても、ほっぺたを3発はひどい。お母さんの絵がホームランをかっ飛ばした後みたいな恰好になっているので、よほど痛かったことでしょう。

雲の上にいる人食い鬼の絵もスゴイです。寝息が竜巻になってます。

話の内容は憶えていると思っていたんですが、細かいところは忘れているものです。金貨とか、金の卵を産む鶏だとか、金のハープとか、忘れていました。やはり、3回繰り返すものなんですね…。

もう、すっかり頭に入っていると思いこんでるおなじみのお話ですが、読み返してみるといろいろな発見があって、いいものです。

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くもんのすいせん図書(3Aの49番)「先生のつうしんぼ」の後半を読みました。(小林教室収蔵

蚕の話がずっと続きます。

蚕のことを教えてくれたお婆ちゃんのところに報告に行って、白井先生が機を織っているという話をすると、お婆ちゃんがミス・マープルのように「やっぱり」と言います。

「女っていうものは、人をすきになると、はたが織りたくなるもんですよ。」

うーむ、これはどうなんでしょうね。彼氏にプレゼントするマフラーをお父さんに編んでもらったという女性もいる昨今、今の女っていうものもそうなんでしょうかね…

ともかく、古谷先生と白井先生の展開は最初から読めました。それと並行して語られる吾郎と文子の関係、さらに玲子の存在、今後が気になるところですが、お話は気配を匂わせるだけでさわやかに終わっています。

巻末に安藤美紀夫氏の解説があります。こんな文章で結んでいます。
〔以下引用〕
ただ、もし宮川さんに望むものがあるとすれば、そうした実践のかげにかくれて見えない部分、もっときびしい子どもの現実や、おとなのもっとどろどろした部分を、宮川さんはどう見ているのかを、できれば作品に書いてもらいたいということです。
〔引用終わり〕

私も同感です。子どもが読むにはさわやかで読みやすい本なのですが、大人が読むと物足りない感じがすると思います。現実は常にどろ〜りどろ〜りしてますからね。

《最初から読む》

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くもんのすいせん図書(3Aの49番)「先生のつうしんぼ」の前半を読みました。(小林教室収蔵

ニンジンが嫌いな先生、お見合いで7連敗の先生、そんな先生につけるつうしんぼ。興味津津の話題で、文章も読みやすいです。

いつの間にか蚕の話になってました。私も小さい頃は桑畑が近くにありましたし、祖母が「おこさま」を育てている姿もおぼろげながら記憶にあります。小学校の時は、学校で観察もしました。

のどかな古き良き時代…

今、生徒が先生を評価するなんて話をしたら、笑っては済まされない、そんな雰囲気になってしまいましたね。

《つづきを読む》

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くもんのすいせん図書(3Aの49番)「スーホの白い馬」を読みました。(小林教室収蔵

赤羽さんの絵がとっても印象的で、表紙と「スーホの白い馬」はずっと頭の中に残っていました。しかし、話の中味が思い出せない…。そんな感じで、何十年ぶりに読んでみました。

馬頭琴の由来として、モンゴルに伝えられている民話なのでしょう。本当かどうかはともかく、理不尽な話です。長年、家族として一緒に育った愛馬とこれからも一緒にいたい。その思いから出来上がった楽器。悲しいですね。

でも、遠い国の遠い昔の話として片付けられない現実は、さらに悲しいです。政治に理不尽が付きものなのは、今も昔も変わりがない。現代人の方が歴史的教訓をより多く踏まえているわけですから、未だに理不尽な政治から脱却できてないのは更に罪深いと言えます。

これから政治の理不尽を思い知らされていく子どもたちに、その準備として、とてもいい本だと思います。そして、そんな現実にさらされても、スーホのようにきれいな心は保ち続けてほしい。

今見ても、表紙以外の絵を見ても、やはり赤羽さんの絵は素晴らしい。

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くもんのすいせん図書(3Aの49番)「あいうえおうさま」を読みました。(小林教室収蔵

各ページ、かるたのような構成。「あ」のページから始まって「ん」のページまであります。「あ」のページなら「あ」で頭韻を踏んだ、8・7・8・8のリズムの歌(?)。「あ」のページだけ例にとりますと…

あいうえおうさま
あさの あいさつ
あくびを あんぐり
ああ おはよう (←字足らず?)

大あくびをしている王様の絵がもちろん描いてあるのですが、その周りには雨、アザラシ、アサガオ、穴、飴を持ったアリが描いてあります。

読み聞かせの時は、歌の内容でお話してもいいし、周りの絵で語り合ってもいいし、文字や言葉を覚えるのにとってもいい本ですね。

とにかく楽しい本です。

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くもんのすいせん図書(5Aの25番)「みんなうんち」を読みました。(小林教室収蔵

動物はみんなウンチをするんだ、と改めて認識しました。それぞれの事情に合わせて、形や色も、やり方も、作法(!)も、みんな違うけど、みんなウンチなんだ!

トイレトレーニングのとき、便秘のときなど、何でウンチしなくちゃいけないんだ!と子供に聞かれることがあるかもしれません。

「食べた物の全部が栄養として体に取り込まれるわけではないので、残りカスを出さなければいけないわけで…」と説明するのもいいわけですが(私はよくやります、いつかわかってくれる日が来ると思うから)、小さい子供には「○△□×※☆」というふうにしか多分聞こえません。

この本を見せて、「みんなウンチなの!」と言うのが一番いいかも。

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くもんのすいせん図書(Dの2番)「車のいろは空のいろ 白いぼうし」の後半を読みました。(小林教室収蔵

解説を読んで気づきました。こういうお話をファンタジーというんですね。

著者あまんきみこさんによるあとがきが面白かったです。父母・祖父母・おば二人に一人っ子のきみこさんの7人家族で育ったとのこと。さぞ、可愛がられたことでしょう。

寝る前に、毎晩誰かからお話をしてもらっていたそうですが、祖父は偉人伝、祖母は民話、お母さんはあまえんぼで泣き虫の太郎か花子が主人公の即興話、上のおばさんはアンデルセンやグリム童話、下のおばさんは幽霊専門…と分野が決まっていたそうです。

「今日は誰の話を聞こうかな」と枕を片手に、廊下や階段で毎晩迷っていたとのこと。この時のわくわく感を大切に執筆されているそうです。

童話作家になるべくしてなったような方です。

私も、子ども相手に即興話をするのが、最近楽しいです。娘にはすっかり見透かされていて、嘘つきオヤジ呼ばわりされてますが。これでは童話作家の父にはなれないかな…。

《最初から読む》

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くもんのすいせん図書(Dの2番)「車のいろは空のいろ 白いぼうし」の前半を読みました。(小林教室収蔵

主人公はタクシーの運転手、松井五郎さん。松井さんの車にはいろんなお客さんが乗り込んできます。キツネが化けたと思われる子どもたち、中を飛ぶ魚たち、タイムスリップしてきたようなおばさん、山猫…などなど。

毎回とっても不思議なお話。不気味でさえある状況なのですが、安心して読むことができます。

それは、松井さんも不思議なお客様たちも、優しくて、あったかい人たちだから。

北田卓史さんの絵もいい感じです。

《つづく》

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くもんのすいせん図書(Dの1番)「ごんぎつね」を読みました。(小林教室収蔵

小さな村の片隅で起きた小さな出来事。登場人物もちっぽけです。でも、話の筋はシェークスピアの三大悲劇にも匹敵するように思います。

自分のちょっとしたいたずらが、大切なひとつの命を奪ってしまった(のかもしれない)と考えるごん。やってしまったことは悪いことだけれども、良心の呵責に苛まれ、何かせずにはいられない。

しかし、その行動が、自分がしていると相手に思ってもらえないことに、ちょっとだけ不満を感じる。

結局、その不満は解消されるのだが…つまり、毎日栗を運んできたのが自分だということを分かってもらえたのだが、皮肉なことに命と引き換えになってしまう。

キツネのことだから、大きなショックを受けることはないんだけど、深く切なく心にとどまる作品です。

新美南吉先生はキツネが好きですね。

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