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満月
太陽と私と、同じ方から月を見ている。太陽にとっても、私にとっても、同じ月。月に関して、太陽と私の見解は完全に一致する。

下弦の月
太陽は左から月を見ている。月の左半分は、太陽にとっても、私にとっても、同じ月。右半分は私だけが知っている月。太陽には分からない。月に関して、太陽と私の見解は半分は一致するが、半分は食い違う。

新月
太陽と私と、違う方から月を見ている。太陽にとっても、私にとっても、違う月。月に関して、太陽と私の見解は全く一致しない。

上弦の月
太陽は右から月を見ている。月の右半分は、太陽にとっても、私にとっても、同じ月。左半分は私だけが知っている月。太陽には分からない。月に関して、太陽と私の見解は半分は一致するが、半分は食い違う。

月は太陽には横顔も後ろ姿も見せている。でも、私には横顔も後ろ姿も見せることはしない。

自分から見えている姿だけで、月を全て理解していると思ってはいけない。

太陽と話し合いをするとき、私と太陽では、月の見え方が違うということを忘れてはならない。

望月の欠けたることも無しと思えば…そんな配慮は要らないのだけれども。

望月の欠けたることも無しと思えば…私から見えているものが全てなのだけれども。

望月の欠けたることも無しと思えば…私の考えは常に正しいのだけれども。