わたしが子どもの頃は、情報は一本の大きな木でした(あくまでもイメージです)。新聞なら、朝○とか読○とか毎○とか産○とかいう名前の大きな木。テレビとかラジオもそんな感じ。血統書が付いているような情報が、限られた所から発信されていました。

しだいに形が変わっていったのは、情報のソースが増えたということかもしれません。マスコミからミニコミへと移行していったということでしょうか。小さい木がいっぱい生えている森のようなイメージになっていきました。

森はジャングルのようになり、インターネットが普及した今となっては、ひとつひとつのソースを木として認識できなくなってしまった。小さな分子となって洪水になり、海が出来上がってしまった。というのが、私の勝手なイメージです。

それととも情報の質が落ちてしまったと嘆く人は多いですね。でも、混沌の中からいろいろな生命を産み出したのも海。今までと違う新しいものがどんどん産まれてくるんじゃないかな〜と私は期待しています。

そんなわけで、海の藻屑のような文章を毎日投稿しております。それが何かと関わり合いを持って、新しい秩序だったもの(生命のようなもの)に変わっていくことを祈って。どうか、しばらくおつきあいを。