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「可能性への挑戦」(1979年)
「創造性を高める公文式」(1979年)
「公文式の価値の認識(しりかた)」(1980年)
上記4編を読みました。
以前、公文さん自らが公文式のことを「実験」と呼ぶことに奇異な感じがすることを書きましたが、最初の20年間は「実験」の期間と設定していたようです。それが、1978年まで。今回読んだ文章は、この実験期間が明けてから書かれたものになります。
「幼児期は、勉強は理屈だとは思わせずに、作業だと思わせろ」的なことが書いてありました。そうかもしれません。幼児期を過ぎても、勉強というのは問題を解くという作業そのものか、それができるようになるための努力です。
うちの娘たちも幼児用の教材を少しずつやっていますが、線をなぞるだけのプリントとか、書いてある動物の絵を数えるだけのプリントを次々とやっています。それはまさに「問題を解いている」というよりは「作業をしている」という表現が的確です。
それで身につくのかということですが、公文とは全く関係ない絵本を見ているときに、私が何も言わないのに、「1,2,3,4,…」と数えて「6匹いるな」なんて言うようになっている。
それが創造性につながるかどうかは、まだわかりません。が、やっただけのことは確かにあるようです。
《つづく》