トトガノート

「鍼灸治療室.トガシ」と「公文式小林教室」と「その他もろもろ」の情報を載せています。

Tag:報道

「美は乱調にあり」をもじりました。オリンピックについてです。バンクーバー、終わりました。

前回のトリノオリンピックの時にも、冷めた意見を書いているのですが、テレビを見ると、どうしてもしらけてしまうのです。出場選手みんなが金メダルを取れるような報道しかないですから…。

結果として、金はゼロだったわけですから、あの数々の熱のこもった解説はなんだったのだろう…と思ってしまう。

もちろん、競技をする前から「ダメだろう」的な発言は、士気に関わるし、応援している人たちにとっては不愉快だし、ある程度は慎むべきです。でも、金が難しいという冷静な分析&解説は、もう少しあってもいいんじゃないだろうか。

前向きなだけの論調は、偏向としか言いようがなく、聞いていて気持ちが悪いのです。

以前は、オリンピック選手に対して、国民が辛く当たった時期もあったようです。期待に答えられず、自殺に追い込まれた選手もいたようでした。その反省もあるのでしょうけどね…。

その時期の論調を「冬」としたならば、今は「春」なのでしょうか、「夏」なのでしょうか。金メダルへの哀愁は「秋」でしょうか。

「冬」の論調の人もいれば、「春」「夏」「秋」の論調の人もいる…そんな、四季が混じった報道が一番健全だと私は思うのですが、「春」は飽くまでも「春」、「夏」は飽くまでも「夏」。「冬」を一切語ることを許さない論調(風潮)は、やはり国民性なのでしょうか。

スポーツに限らず、政治評論とかもそうです。これでは、言論の自由も無いような気がします。
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最近、教育テレビを見ていることが多いです。娘が他のチャンネルを許してくれないのです。だからニュースはいつも手話ニュースです。

最初はとても不便でした。限られた時間で、しかも手話やふりがな付きの字幕で伝えていくニュースなので、情報量は限られいます。取り上げられるニュースも少ない。世の中のことがよくわからず、お客様が何を言っているのか分らないことがよくありました。

もっとも、そういう時は事情を説明して、お客様から新しいニュースの内容を教えていただきましたから、コミュニケーションに支障をきたすことはありませんでしたけど。むしろ会話がはずんだのかもしれない…

手話ニュースに慣れてしまってから民放の報道番組を見ると、とてもショッキングです。いろんな角度から克明に取材されていて、御丁寧に再現映像まで付いていることもあります。どぎつくて見ていられなくなることもあるほどです。

よく言われることではありますが、報道番組が犯罪の凶悪化に拍車をかけているんじゃないでしょうか?最近、強く思います。少なくとも子供には見せたくない。

「くだらない番組ばかり見てないで、ニュースでも見なさい。社会勉強になるから!」

と私が子供のころは言われたものですが、今は違いますね。オッパッピーの方がましです。
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