トトガノート

「鍼灸治療室.トガシ」と「公文式小林教室」と「その他もろもろ」の情報を載せています。

Tag:地球環境

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生活習慣病としての糖尿病、2型糖尿病について見てみますと、患者さんには典型的な2つのタイプがあるような気がします。

ひとつは、甘いものがやめられないタイプ。この心理は、肝臓が悪いのにお酒がやめられないとか、肺が悪いのにタバコがやめられないというのと同じですね。

「悪いのは分かってますよ。でも、好きなんだもの。甘いものが食べられないなら(お酒が飲めないならorタバコが吸えないなら)死んだ方がマシだ!あと一口だけならいいでしょう?この一口でポックリ行くわけじゃないんだから。明日から気をつけますよ…だからね?」という心理。

もうひとつは、立場上ごちそうがやめられないタイプ。会社の社長さんなどに多いのですが、仕事上のお付き合いがあって毎晩のようにごちそうを食べないといけない。悪いのはわかっているし粗食でも気にならないから、仕事の付き合いさえなければ大丈夫なんだけど…という人。お客様と一緒となれば、出されたものを食べないわけにはいかない。

さて地球環境問題なのですが、こちらの方も状況がすごく似ているように思うのです。同じ心理が問題を長引かせている。

まず、わかっているけどやめられないのは便利な生活。少しずつでも皆で我慢しましょう!と呼びかけても、「少しだけなら我慢しなくても同じでしょ?」「私だけならいいでしょ?」と逃げてしまう心理。人類が滅亡するかもしれないんだよ!と言っても、「(おいしいもの食べてるとき)そんな嫌なこと言わないで!」

サミットで話題にするほど危機意識は高まっていると思っていたのですが、「そんな嫌なこと言わないで!」という意見は結構多いようです。エコの反動というか、リバウンドというか。

洞爺湖サミットは大失敗という評価でいいと思うのですが、それは立場上どうしようもない偉い人たちだけ集まって相談したからです。利害関係やしがらみがあるから、人類の存亡より自国の利益を守らざるを得なかったのです。自分の命よりも仕事が大事な人と似ている。

糖尿病の食餌療法と地球環境問題。わかっちゃいるけどやめらんないところがそっくりです。

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世紀末の夜、僕はある本を読んでいました。1995年に出版された「ミュータント・メッセージ」。オーストラリアのアボリジニの生活を、彼らと生活を共にしたアメリカ人の目で描いたものです。

ミュータント(突然変異)とは、われわれ文明人のこと。自然と共に(地球と共に?)暮らすアボリジニが、地球を破壊し続ける人たちに充てた呼び名。

本の中で語られるアボリジニの生活習慣や考え方のひとつひとつが地球と共にある感じがして、文明に毒されたわれわれには非常に新鮮に映ります。縄文時代頃は、日本人もこんな生活をしていたのかな…と、仙台のビルの間から満月を垣間見て、独り考えました。

ミュータントという呼び方が衝撃的だったかもしれない。文明人をガン細胞扱いしているとも取れるから。

地球を一人の人間として見た時、病原体は何にあたるか?地球外から飛来した場合には、細菌とかウイルスにあたると思います。しかし、地球の内部から発生した場合にはガンが考えられます。

細胞分裂という細胞の日常的な活動の中で突然変異は発生し、その中からガンも発生します。周囲の正常な細胞に一切お構いなしに増殖を続けます。最終的にはその人の生命を奪うところまで増殖し続けます。でも、その人が死んでしまったら、ガン細胞も死にます。増殖・発展の先にあるものは自滅でしかない、それがガンの宿命です。

我々はガンという病気に脅威を感じ、日々研究を重ね、闘っているわけですが、自分たちがそれと同じ存在であることに気づいていない。自分たちもガンと同じ宿命を背負っていることに気づいていない。

いや、気づいてはいるんだな…気づいてはいるけど、立ち止まれない。悪性から良性に変わることができない。断崖絶壁に向かって、私たちは突進するしかない。

「あと、どのくらいですか?」
世紀末は、ガン患者に対する告知のようでもありました。

《つづく》

ミュータント・メッセージミュータント・メッセージ

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