トトガノート

「鍼灸治療室.トガシ」と「公文式小林教室」と「その他もろもろ」の情報を載せています。

Tag:呼吸

サメは浮き袋が無いので、泳いでいないと沈んでしまうというのを先日書きました。泳いでいることによって流体力学的に発生する浮力でしか浮かないのですね。ところが、それよりなにより、エラがないので、止まっていると呼吸ができないらしい。網に引っ掛かると死んでしまう。これはかなり不便ですね。

常に動いていないと沈んでいく…息ができない…それがサメのさだめ。

逆に言うと、サメの祖先からずっと、常に泳いでいるのが当たり前なので、それを前提とした形で進化してきたということなのでしょう。

我々の体にはそんな前提が無くて良かったと思うかもしれませんが、本当にそうなのでしょうか?最近、運動の効用がいろいろと分かっています。体の隅々までの十分な血行を確保するには運動は不可欠です。心肺機能を維持していくのにも運動は欠かせません。関節や骨の強度を維持するためにも、運動である程度の負荷をかけ続けることが必要です。などなど…大抵の現代病は運動をしていれば防げたのではないか?と言えそうなくらいです。

私たちの祖先は、これだけ直立二足歩行に突出した進化を実現させたのですから、毎日何キロも歩いていたに違いないのです。つい数十年前でも、私たちは歩かないことには何もできませんでした。でも、今は違います。歩こうとしないと、トイレに行く時と車に乗る時くらいしか歩かなくてもよくなっています。

私たちも運動をしないと沈んでいくのです。ただ、それはサメよりもゆっくりなだけなのです。

私たちも網に引っ掛かったサメと同じなのではないでしょうか?

ブログネタ
悟りへの道 に参加中!
「釈尊の生涯」(春秋社)
「7.太子の修道――(二)苦行」を読みました。

禅定で悟りが得られないと判断した釈尊は、苦行に挑戦しました。当時行われていた苦行は、大別して四種類ありました。

1.心を制御するもの
2.呼吸を止めるもの
3.断食によるもの
4.食を減ずるもの

心を制御する苦行とは「端座して上下の歯を合わせ、舌を上顎に着け、その姿勢のままで、心をもって心を制御、統制すること」ということですが、禅定と似て非なるものという感じですね。

呼吸を止める、あるいは食事を減らしたり絶したりというのは、体力を衰えさせる方法としては納得できます。

SMのMみたいのもので、こういうのはギリギリのところまでいくと気持ちいいらしいですね(もちろん聞いた話ですが)。当時のインドでは、変態趣味でも虐待でもダイエットでもなく、極めて真面目な目的で行われていました。とっても危険な話です。

太子はとっても真面目な性格だったので、いずれも超ハードなコースを選んでしまい、瀕死の状態を何度も経験したようです。

そして六年の修行の後、苦行の放棄を決意します。

《つづく》

【胸郭の動き】
左右方向の拡大:下位肋骨の挙上で、
1.胸郭の横径が増大する(下位肋骨は、肋骨頭関節と肋横突関節が結んだ運動軸が矢状面に近いため)
2.横隔膜が伸張し収縮力が増大する。
前後方向の拡大:上位肋骨の挙上で、
1.胸郭の縦径が増大する(上位肋骨は、肋骨頭関節と肋横突関節が結んだ運動軸が前額面に近いため)
2.胸骨を前上方に挙上し、胸郭を拡大。
上下方向の拡大:
1.第1・2肋骨の挙上
2.横隔膜の収縮・下方移動。
 
横隔膜:正常吸息● 強制吸息●
外肋間筋:正常吸息● 強制吸息● 備考:肋骨挙筋と筋連結
内肋間筋(前部):正常吸息● 強制吸息●
肋骨挙筋:強制吸息▲
上後鋸筋:強制吸息▲
胸鎖乳突筋:強制吸息▲ 備考:頚部●屈曲▲伸展●側屈●対側回旋
後斜角筋:強制吸息▲ 備考:頚部▲屈曲●側屈
小胸筋:強制吸息▲ 備考:下欄参照
僧帽筋:強制吸息▲ 備考:下欄参照
肩甲挙筋:強制吸息▲ 備考:頚部▲側屈肩甲骨●挙上▲下方回旋
脊柱起立筋群:強制吸息▲ 備考:頚部●伸展●側屈●同側回旋腰部●伸展●側屈●同側回旋
内肋間筋(横・後部):強制呼息●
腹筋群:強制呼息●
腹横筋:強制呼息▲
胸横筋:強制呼息▲
肋下筋:強制呼息▲ 備考:下後鋸筋?

【参照】
脊柱起立筋群:腸肋筋最長筋棘筋
腹筋群:腹直筋腰部●屈曲▲側屈),内腹斜筋腰部●屈曲●側屈●同側回旋),外腹斜筋腰部●屈曲●側屈●対側回旋)。
大胸筋:【鎖骨部】肩関節●屈曲▲内転▲内旋●水平屈曲。【胸腹部】肩関節●内転▲内旋●水平屈曲
小胸筋肩甲骨●下制●外転●下方回旋
僧帽筋:【上部】肩甲骨●挙上▲内転●上方回旋【中部】肩甲骨●内転【下部】肩甲骨●下制▲内転●上方回旋

参考文献1「基礎運動学」

〈起始〉:第11胸椎〜第2腰椎の高さに存在する胸腰筋膜の浅板
〈・〉:広背筋の下
〈停止〉:第9〜第12肋骨の外側下縁

〈作用〉:第9〜第12肋骨を内側尾方に引く(呼吸▲強制呼息?)
〈神経支配〉:第9〜第12肋間神経
〈筋連結〉:広背筋

〈触察〉:
・補助線1:第11胸椎棘突起と、第9肋骨の肋骨角を結ぶ線
・補助線2:第2腰椎棘突起と、第12肋骨の尖端から2横指内側頭方の部位を結ぶ線
・補助線1と2に挟まれた領域と、それから4横指外側方までの領域に存在する筋腹を、胸郭に向かって圧迫して触察。停止付近で頭尾方向に指を動かすと、内外側方向に走行する筋腹を触知できる。

〈関連痛領域〉
・筋肉上を放射状に広がる。

参考文献1「骨格筋の形と触察法」
参考文献2「クリニカルマッサージ」

〈起始〉:第6〜第12肋軟骨の内面,胸腰筋膜,腸骨の腸骨稜の内唇,鼡径靭帯の外側部
〈停止〉:腹直筋

〈作用〉:呼吸▲強制呼息。第6〜12肋骨を引き下げる。
〈神経支配〉:肋間神経〔T7〜L1〕
〈筋連結〉:横隔膜,内腹斜筋腹直筋

〈触察〉:
・第5,11,12肋骨:鎖骨の内側部のすぐ尾方に隣接する肋骨が第1肋骨。第5肋骨はそれより4つ尾方。側腹部の後部に指を押し込み、最も尾方の肋骨が第12肋骨。
・補助線1:肋骨弓から第11,12肋骨の尖端に続く線。
・補助線2:恥骨結節から鼡径靭帯,腸骨稜に続く線。
・前部と外側部の筋腹:外腹斜筋内腹斜筋,腹横筋の筋腹は、腹直筋の外側縁より外側方で、補助線1と2に挟まれる領域のほとんど全てに存在する。胸椎や腰椎に向かって圧迫して触察する。

〈関連痛領域〉
・前肋骨弓に沿って、前肋骨弓の間

参考文献1「骨格筋の形と触察法」
参考文献2「クリニカルマッサージ」

〈起始〉:第5〜第12肋骨の前面から外側面
〈・〉:広背筋の下で内腹斜筋の上(★腰眼),内腹斜筋腹直筋の上(★帰来),内腹斜筋の上(★気衝★府舎★腹結★大横★腹哀★日月★京門★帯脈★五枢★維道★章門★期門),★急脈
〈停止〉:腸骨の腸骨稜の外唇の前方1/2の領域,鼡径靭帯,白線

〈作用〉:
呼吸●強制呼息腰部●屈曲●側屈●対側回旋。胸郭を引き下げる。体幹を前屈,同側方に側屈,反対側方に回旋する。胸郭を固定すると骨盤を引き上げる。

〈神経支配〉:肋間神経〔(T5)〜T7〜T11〜(L1)〕
〈筋連結〉:広背筋,前鋸筋,腹直筋内腹斜筋

〈触察〉:
・第5,11,12肋骨:鎖骨の内側部のすぐ尾方に隣接する肋骨が第1肋骨。第5肋骨はそれより4つ尾方。側腹部の後部に指を押し込み、最も尾方の肋骨が第12肋骨。
・補助線1:肋骨弓から第11,12肋骨の尖端に続く線。
・補助線2:恥骨結節から鼡径靭帯,腸骨稜に続く線。
・前部と外側部の筋腹:外腹斜筋,内腹斜筋腹横筋の筋腹は、腹直筋の外側縁より外側方で、補助線1と2に挟まれる領域のほとんど全てに存在する。胸椎や腰椎に向かって圧迫して触察する。外腹斜筋は第5〜12肋骨の前面から外側面にも存在し、これは胸郭に向かって圧迫する。
・補助線3:第12肋骨の尖端から2横指内側頭方の部位と、腸骨稜上で上前腸骨棘と上後腸骨棘の中点とを結ぶ線。
・後部の筋腹:補助線3より外側方で、第11,12肋骨と腸骨稜の間に存在する。腰椎に向かって圧迫する。

〈関連痛領域〉
・上腹部(肋骨弓間の剣状突起の下)、胸下部、肋骨弓の斜め下
・下腹部の一側、胸下部、鼡径部と睾丸から腹部を上へ恥骨、臍、および肋骨弓まで

参考文献1「骨格筋の形と触察法」
参考文献2「クリニカルマッサージ」

〈起始〉:鼡径靭帯,腸骨の腸骨稜の中間線,胸腰筋膜の深葉
〈・〉:広背筋外腹斜筋の下(★腰眼),外腹斜筋の下で腹直筋の上(★帰来),外腹斜筋の下(★気衝★府舎★腹結★大横★腹哀★日月★京門★帯脈★五枢★維道★章門★期門)
〈停止〉:第10〜12肋骨の下縁,腹直筋鞘,白線

〈作用〉:
呼吸●強制呼息。胸郭を引き下げる。体幹を前屈,同側方に側屈,同側方に回旋する。胸郭を固定すると骨盤を引き上げる。

〈神経支配〉:肋間神経〔(T7)〜T9〜L1〕
〈筋連結〉:外腹斜筋腹横筋腹直筋

〈触察〉:
・第5,11,12肋骨:鎖骨の内側部のすぐ尾方に隣接する肋骨が第1肋骨。第5肋骨はそれより4つ尾方。側腹部の後部に指を押し込み、最も尾方の肋骨が第12肋骨。
・補助線1:肋骨弓から第11,12肋骨の尖端に続く線。
・補助線2:恥骨結節から鼡径靭帯,腸骨稜に続く線。
・前部と外側部の筋腹:a href="http://blog.livedoor.jp/totoga/archives/51471499.html">外腹斜筋,内腹斜筋,腹横筋の筋腹は、腹直筋の外側縁より外側方で、補助線1と2に挟まれる領域のほとんど全てに存在する。胸椎や腰椎に向かって圧迫して触察する。
・補助線4:第12肋骨の尖端と上後腸骨棘とを結ぶ線。
・後部の筋腹:補助線4より外側方で、第11,12肋骨と腸骨稜の間に存在する。腰椎に向かって圧迫する。

〈関連痛領域〉
・上腹部(肋骨弓間の剣状突起の下)、胸下部、肋骨弓の斜め下
・下腹部の一側、胸下部、鼡径部と睾丸から腹部を上へ恥骨、臍、および肋骨弓まで

参考文献1「骨格筋の形と触察法」
参考文献2「クリニカルマッサージ」

〈起始〉:恥骨の恥骨結合の前面,恥骨の上縁
〈・〉:外腹斜筋内腹斜筋の下(★帰来),錐体筋の下(★横骨),★不容★承満★梁門★関門★太乙★滑肉門★天枢★外陵★大巨★水道★大赫★気穴★四満★中注★肓兪★商曲★石関★陰都★腹通谷★幽門
〈停止〉:第5〜第7肋軟骨,胸骨の剣状突起,肋剣靭帯

〈作用〉:呼吸●強制呼息腰部●屈曲▲側屈。体幹を前屈する。
〈神経支配〉:肋間神経〔(T5)〜T7〜T11〜(T12)〕
〈筋連結〉:大胸筋外腹斜筋内腹斜筋腹横筋,錐体筋

〈触察〉:
・補助線1:第5肋骨の腹側投影幅の中点から、まっすぐ尾方に引いた線。腹直筋の外側縁に相当(第5肋骨〜臍の高さまで)
・補助線2:補助線1を、臍の高さから恥骨に向かって、弓状に延長した線。腹直筋の外側縁に相当(臍の高さ〜恥骨結節まで)

〈関連痛領域〉
・腹部、剣状突起から恥骨まで
・肩甲骨直下の背部、剣状突起周囲領域(上窩部、前胸部)
・殿部(腸骨稜)と仙骨の上部
・下腹部の一側
・臍の直下の中腹部
・腹部膨満、月経困難症など

参考文献1「骨格筋の形と触察法」
参考文献2「クリニカルマッサージ」

〈起始〉:後頭骨の上と外後頭隆起,項靭帯,第7頚椎〜第12胸椎の棘突起と棘上靭帯
〈・〉:半棘筋頭板状筋★天柱),肩甲挙筋★肩中兪★肩外兪),菱形筋(★定喘★大杼★風門★肺兪★厥陰兪★心兪★督兪★附分★魄戸★膏肓★神堂),広背筋★肝兪),棘上筋★曲垣★秉風★巨骨),★膈兪★肩井★天りょう
〈停止〉:肩甲骨の肩甲棘と肩峰,鎖骨の外側1/3の領域

〈作用〉:
【上部】肩甲骨●挙上▲内転●上方回旋
【中部】肩甲骨●内転
【下部】肩甲骨●下制▲内転●上方回旋
呼吸▲強制吸息

〈神経支配〉:副神経の外枝,頚神経叢の筋枝〔(C2)〜C4〕
〈筋連結〉:菱形筋上後鋸筋
三角筋

〈触察〉:
・補助線1:外後頭隆起から2横指外側方の部位と、鎖骨の外側1/3の部位を弓状に結ぶ線。下行部の外側上縁に相当する。
・補助線2:肩甲棘の内側端から2横指外側方の部位と、第12胸椎棘突起を結ぶ線。上行部の外側下縁に相当する。
・僧帽筋:補助線1,2,鎖骨の外側1/3の領域,肩峰,肩甲棘および後正中線に囲まれる領域に存在する。

〈関連痛領域〉
【上部→】首から乳様突起、耳から側頭部にかけて。下顎角。
【中部(特に肩峰近くの外端)→】腕(近位と肘下部分)の外側。
【中部・下部→】上背部を越えて頭蓋底の後頭部、左右肩甲骨間。

参考文献1「骨格筋の形と触察法」
参考文献2「クリニカルマッサージ」

〈起始〉:第2(3)〜第5肋骨の前面
〈・〉:大胸筋の下(★中府★庫房★屋翳★膺窓★乳中),大胸筋の下で肋間筋の上(★天池)
〈停止〉:肩甲骨の烏口突起

〈作用〉:
肩甲骨●下制●外転●下方回旋
呼吸▲強制吸息
肩甲骨を固定すると、第2〜第5肋骨を引き上げる。

〈神経支配〉:内側胸筋神経〔(C6)〜C7〜C8〜(T1)〕

〈筋連結〉:烏口腕筋,内肋間筋

〈触察〉:
・補助線1:烏口突起と、第2肋骨の内側端から3横指外側方の部位とを結ぶ線。
・補助線2:烏口突起と、第5肋骨の腹側投影幅の外側1/4の点(乳頭のやや外側)とを結ぶ線。
・補助線1と2の間に存在する筋腹。上肢を屈曲させておくと触察しやすい。
・座位で手を腰の後ろに回し、これを腰から自動的に離させると、筋腹が膨隆する。



〈手技〉:
・背臥位、腋窩から大胸筋の下に手を入れて、四指で圧迫。

参考文献1「骨格筋の形と触察法」
参考文献2「クリニカルマッサージ」

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