トトガノート

「鍼灸治療室.トガシ」と「公文式小林教室」と「その他もろもろ」の情報を載せています。

Tag:五十肩

【きょうの健康10月号から】
・関節包(関節を覆う袋)の内側の滑膜に炎症が起こり、痛みが生じる。
・炎症に伴い関節包が厚くなったり硬くなったりするため、可動域が狭くなる。
・炎症は滑液胞(肩峰の下にある)や関節の周りの筋肉に広がっていく。
・通常は片方の肩だけに起こり、再発することは少ない。同じ肩に強い痛みが繰り返し起こる場合は腱板断裂などを疑う。

◆急性期
・発症から2週間程度。
・可動域の制限はないが、安静時痛・夜間痛など痛みが最も強い。
・痛みは2〜3か月続くこともある。
・安静にすること。無理に動かさない。

◆慢性期
・急性期を過ぎてから6か月程度。
・痛みはやわらぐが可動制限。
・肩を温めて、少しずつ動かす。(温めることで痛みを感じにくくする。血液の流れを改善し、炎症を治める。肩関節が固まってしまうのを防ぐ。)

◆回復期
・慢性期の後。痛みが無くなってくる。
・関節はまだ固いので、積極的に肩を動かす。

◆手術
・慢性期が6か月以上続き、腕が90度以上あがらないなどの可動制限があって、なかなか回復しない場合、関節鏡視下授動術という手術を行う。
・関節の中に約4mmの太さの関節鏡(内視鏡)を入れて行う。関節包に切れ目を入れる。手術は1〜2時間。数日間入院。

 四十肩と五十肩の違いは何でしょうか?まじめに考えないで下さいね。どちらも肩関節の周りの炎症(肩関節周囲炎)を指します。昔、40〜50代頃からなりやすかったのでしょう。ですから、余り言葉にこだわらなくていいのです。鍼灸の学校でも、正式な医学用語ではないから使わない方が良いと教わりました。

 面白いのは、60歳以上の方に「いわゆる五十肩のようですね」と言うと、幾分うれしそうな顔をする方が多いようです。五十肩はどちらかというと年齢と共になりやすくなる傾向があるのに、肩関節の年齢だけは50歳!で若いと言われたような気がするのでしょう。

 一方、40歳の方からは「お医者さんから五十肩と言われたんですけど…どうして!?私が!四十肩じゃないの?そんなに老化してるの?」と質問されたことがあります。決して厳密には年齢に関係が無いのに、五十という具体的な数字が入ると非常に強いインパクトがあります。

 私は、自分の肩が痛くなった時には「二十肩」と呼ぶようにしています。

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