トトガノート

「鍼灸治療室.トガシ」と「公文式小林教室」と「その他もろもろ」の情報を載せています。

Tag:主観

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悟りへの道 に参加中!
結婚前に妻と話したことについて前にも書いたことがありますが、今でも思い出す言葉があります。

「絶対にバレない嘘ならついても構わない」

「浮気しても、バレなきゃいいってこと?」と聞くと、
「うん、だって同じでしょう?」
…絶対バレない嘘なら本当と同じ、という意味です…

その時は、面白いことを言う人だと思いました。でも、最近、深い言葉と思っています。(どっちかが不倫したということじゃないですよ!念のため)哲学的に深いということです。

客観的観察とはかなり主観的らしい。それは、影絵から元の姿を想像するようなもの。だから、同じものを見ていても、人によっていろんな姿を思い浮かべてしまう

こうなると、嘘が成立しない…

「黒を白と言う」という責めも、「黒は何か。白は何か。」という認識がバラバラな中では成立しません。嘘だとしてもバレることはなさそう。

…形而上学の世界では嘘はバレない?

ならば、相手に信じてもらえること、そして相手を幸せにすること、(つまり、バレてもいい嘘)を「本当」にすればいい。これは仏教的な「方便」を意識して書いているんですが、サンタクロースとか「千の風」とかが分かりやすい例かもしれません。

これは飽くまでも哲学的な話です。バレない嘘をつく野心は毛頭ありません。バレてもいい嘘とか、バレた方がいい嘘だけつくことにしています。女の勘には勝てませんから。
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ブログネタ
オカルト に参加中!
世紀末のある日、波動測定器を前にして、オペレーターのトレーニングをしていました。

波動測定器で調べることができる項目には、「怒り」とか「悲しみ」とか「愛」とか、主観的なものがかなりありました。「そういうことも機械で測定できるなんてスゴイですね!」と言う人が多かったのですが、私は困惑するだけでした。科学では主観を排除することが至上命題ですから。

それから測定結果に「+」とか「−」とか符号が付くわけですが、これも私としては理解に苦しみました。「陽性(ポジティブ)」とか「陰性(ネガティブ)」という意味であれば医学的な検査と整合性が出てくるわけですが、「+」は「良い」で「−」は「悪い」という解釈をするらしい。これも主観的な評価です。測定結果が、科学的には意味をなさない可能性がある。

そんなふうに考えてブルーになる反面、科学が今まで踏み込めなかった領域をパソコンと一緒になった測定器で開拓できるかもしれない!という情熱が湧き起こることもありました。

例えば手元のボールペンを測定器の上に載せ、「怒り」という項目の波動を調べる。「−10」とかいう結果が出れば、「このボールペンを持って、何かネガティブな怒りを込めて、字を書いた人がいるかもしれないですね…」とか言うことになります。

ボールペンが持っている波動を私(オペレータ)の体が増幅して、機械に伝えているのだという解釈でした。自分が客観と主観の交差点になる…でも、やってることはコックリさんと変わりないんじゃないだろうか?

当時、Oリングテストも流行っていました。この原理の説明は理解できる人もいるでしょうし、理解できない人もいるでしょう。ドクターが考え出したことだから、こういうのもアリかな〜という目で見れば、波動測定器もアリかもしれない。

世紀末の夜、私は仙台のあるビルの一室で波動測定器を前にして、信号機のようにブルーになったりレッド(情熱的)になったりしていました。

誤解のないように付記しますが、一鍼灸師としての現在の私の立場では、Oリングテストには否定的な意見です。治療の場では一切使用しておりません。

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