ウルトラセブンの第26話「超兵器R1号」は、地球防衛軍が開発した新兵器R1号の宇宙実験を行った結果、実験場所となった惑星に住んでいた生物が巨大化し、地球に復讐に来るというストーリーです。昭和29年の「ゴジラ」のストーリーと基本は同じで、兵器開発競争に疑問を投げかけるというテーマがあります。

「超兵器R1号」では主人公のダン(ウルトラセブン)が、兵器開発競争を「血を吐きながら続ける悲しいマラソン」だと言うセリフがあります。ここでいうマラソンには、「延々とエンドレスに続いていしまうつらい競争」という意味合いがあると思います。

前置きが長くなりましたが、高橋尚子さんです。いろいろな意見が出ていますが、そっとしてあげて本人の意思に任せるのがいいと思います。勝負は分からないものですから、悪い結果であっても、頑張った結果であれば立派なものだと思うんです。無様だとか、言い訳すんなとか、言わなくていいと思うんですよ。

でも、時期はわかりませんが、いずれは引退されるでしょうね。そのときにはスポンサーがどうとかいうしがらみがなくなりますから、この東根(山形県東根市)を自由に勝ち負け抜きで再び走って欲しいです。第1回さくらんぼマラソンの前日、国道を走っている姿をお見かけしたような気がします。また、あの屈託ない笑顔で、さくらんぼを頬張ってほしいものです。