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第三章の教理論の後半(三密用大論,阿字体大論)にあたります。

三密用大論は、我々の行為・行動に関することのようです。仏教では三業と言って身口意に分類しますが、密教ではこれを三密と呼んでいます。

身密は宇宙の全体的活動であり、口密(語密)は宇宙のあらゆる言語・音声の活動であり、意密(心密)は宇宙のあらゆる精神活動です。修行を積めば、すべての挙動・言動・思考が崇高なものになっていくのですが、初心者の段階では手に印を結び、口に真言を唱え、精神統一を心がけよ!ということのようです。

阿字体大論を基に弘法大師が発展させたのが六大体大論だという位置づけのようで、真言宗として後者のほうが大切なようです。ただ「阿」の一字にすべての意味を持たせたことが便利な場合も多いということなのか、ここで取り上げられています。

ここで本不生という言葉が出てきまして、阿字の十通りの意味が説明されています。大切な事柄が総括されているようなのでここに紹介したいのですが、本文をそのまま載せることになってしまいそうなので(削ったり付け足したりできるほど理解できていない)、諦めます。

本不生という文字を見ると、ビール(本生)が飲みたくなります。まだまだ修行が足りません。

《つづく》