28ページ付近に、子供と同様にお年寄りも言葉とか論理とか理屈の通じない世界なのに専門家は枠にはめてしまおうとする、という指摘があります。子供とお年寄りだけを理屈の通らない別格の存在とするのは、私はどうかと思うのですが、専門家にはそういう性癖があるということはスゴクうなづけることです。
論文発表とか資格試験の受験勉強とか、専門家になるためにはまず机の上で頑張らなければいけないわけです。そして何事も、『これは教科書の何ページに書いてある○○に該当する!』的な分析を行い、同じく教科書の何ページに書いてある対策を参考に対処する、ということになります。それを速やかにできる人が、よく勉強しよく訓練している人と評価されるのでしょう。
でも、そんなマニュアル通りでいいのなら誰も苦労はしません。マニュアルがあるがために、そしてそれをきちんと頭に入れている優秀な専門家であるがために、全てのケースをマニュアルにある項目のどれかに強引に該当させて、不適切な対処をしているということはないのかなぁと私は思います。
子供とお年寄りには理屈の通じないという三好さんの意見には首を傾げますが(理屈が通じないのは大人も同じだと思います)、子供とお年寄りには強引な対応がしやすいと思います。だから、それが横行しているということをおっしゃりたいのではないかと思います。
論文発表とか資格試験の受験勉強とか、専門家になるためにはまず机の上で頑張らなければいけないわけです。そして何事も、『これは教科書の何ページに書いてある○○に該当する!』的な分析を行い、同じく教科書の何ページに書いてある対策を参考に対処する、ということになります。それを速やかにできる人が、よく勉強しよく訓練している人と評価されるのでしょう。
でも、そんなマニュアル通りでいいのなら誰も苦労はしません。マニュアルがあるがために、そしてそれをきちんと頭に入れている優秀な専門家であるがために、全てのケースをマニュアルにある項目のどれかに強引に該当させて、不適切な対処をしているということはないのかなぁと私は思います。
子供とお年寄りには理屈の通じないという三好さんの意見には首を傾げますが(理屈が通じないのは大人も同じだと思います)、子供とお年寄りには強引な対応がしやすいと思います。だから、それが横行しているということをおっしゃりたいのではないかと思います。