ある人に生年月日を尋ねたら、西暦で答えた。違和感を感じたが、西暦で答えるとカッコイイと思った。ある御客様がおっしゃっていました。昭和初期に生まれた方なので、西暦を使う習慣が余りなかったのだそうです。私は西暦も元号も同じくらいの頻度で使っていましたから、生年月日を西暦で答えられても特に違和感はありません。年齢は西暦の方が計算しやすいですから、どちらかと言えば西暦で言っていただいた方が助かります。

 ただ、それ以外にも西暦を好む事情があります。それは、私が1964年、つまり昭和39年生まれだからです。元号で言うと、私は昭和30年代生まれに入れられてしまうのです!早生まれの同級生は昭和40年代に入るのに、これはとんでもなく不公平なことです。

 面白いことに、私の妻は1969年、昭和44年生まれです。西暦で言うと、1960年代生まれということになり、損(?)をすることになります。私と立場が逆です。西暦で言うと私たちは同年代なのですが、元号で言うと10年も差があるように見えてしまいます。

 しかしながら、こんなつまらないことにこだわって、いろいろ考えてしまうのは、そもそも年だということなのでしょうけれど・・・。