トトガノート

「鍼灸治療室.トガシ」と「公文式小林教室」と「その他もろもろ」の情報を載せています。

Tag:ガッテン

ガッテンのダイエット決定版を見ました。体重を毎日測り、運動してカロリーを消費するとともに食欲を減らす、ということでいいようです。今年も春のドックまで、秋から正月にかけて増えた体重を戻したいと思います。

人に尋ねられて「運動なしのダイエットって現実に有り得るのか?」と考えたことがあります。一つだけあると思います。それは「病気になる」ことです。もちろん、体重が増える病気も有りますから、そこは選ばないといけませんが…

何かを食べてダイエットに成功したという話があります。でも、その「何か」に効果があったわけではないということを示す実験が今回のガッテンSPでも紹介されていました。ガッテンの場合は「測るだけダイエット」を加味しなければ成功しませんよ…ということでしたが、もうひとつ成功する場合があって、それは「何か」ばかり食べるという偏食によって「病気」になった場合です。

痩せる薬を飲んでダイエットに成功したという話もあります。でも、いちばん印象的だったのは、漢方薬かなんか怪しい薬を飲んで、心臓がバクバクになって、基礎代謝が増えて、痩せたという話。亡くなった方もいたはずです。これは、薬によって「病気」になった場合です。

運動もせずに、病気もせずに、食べるだけ食べて痩せるというのは、エネルギー保存の法則とか質量保存の法則が成り立つ世界に住むかぎり不可能だと思います。

これを超越する方法があったら、誰か教えて下さい。
《トトガメモから転載》
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Wiiで、テレビの画面を見ながら、運動するのが流行っているらしい。しかし、私は単にテレビを見ながらジョギングして、痩せました。だったら、Wiiなんか要らないじゃないか…。「エアー」でいいじゃないか。

去年の夏に実績がありました「お茶の間ジョギング」。期待以上の効果に安心してしまって中断してしまいましたが、今年の正月にルームランナーでゆっくりジョギングして7キロ痩せたという人に出会い刺激を受けまして、再開しました。

1月に餅をたらふく食ってた頃は68キロあったのですが、月1キロくらいのペースで順調に痩せまして、今月は63キロ台です。85cmのズボンもボタンができるようになりました。今月28日のドックが楽しみです。

今回は日本人の美徳とされるもったいないの心を完全に否定しました。食べたいと思った時(空腹感がある時)以外、何も食べない。もったいないからとか、お客様に勧められたからとかの理由では絶対に間食しない。これを心がけました。

でも、禁欲だけではストレスになりますから、食べたければ間食もいいことにしました。おいしければ脂身も食べる。甘いものも我慢しないで食べる。その代わり、しっかり味わう。「食べたい」という気持ちに素直になり、しっかり楽しむことを心がけました。

そしたら、体重がどんどん減っていくのです。今まで、頑張って頑張って我慢して我慢して、やっと痩せていたのに、今回はそういうストレスが全くありません。いくらでも続けられそうな気がします。

思うに、軽いジョギング程度の運動だと、むしろ食欲は抑えられるようです。

運動不足の体だと、体に入ってきたカロリーは余り使わないことを体も覚えているので、すぐに脂肪にしてしまい込もうとする。過剰にしまい込まれるために、むしろ脳はカロリー不足になり、空腹を感じる。

ところが、少しでも運動が習慣化していると、カロリーを余りしまい込まないので、脳も不足を感じない。

…というような話を、以前どこかで読みました。

でも、これを話すと、大抵の人は信じられないと反論します。運動したらお腹が空くだろう?と。

だから、私が痩せているのは病気になったからかもしれません。その辺のところもドックで明らかになることでしょう。

…ドックが楽しみです。
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NHK に参加中!
NHK「ためしてガッテン」(1月20日放送分)の「最強ダイエット」。10秒でできる!というやつを見たくて、一週間前から心待ちにしていたのですが…、私、それ、少し前からやってました。

まず、それは何かと言いますと、「小腹が空いて何か食べたいな」と思った時に、10秒間、その場でダダダダーッと走るのです。「その場」で走るので、お茶の間とか、どこででもできます。

これは結局、体をストレス状態(戦闘状態)にするんですね。山でクマかなんかで出くわして、急に走り出したような状態になるわけです。アドレナリンが分泌され、血糖値が上昇します。通常の場合「小腹が空いたな〜」というのは、食後数時間経って血糖値が下がったということですから、アドレナリンで血糖値を上げることによって、「間食したい」という欲望を遮断するわけです。

気になるのは、このストレス社会に生きている人を新たなストレス状態に誘うわけですから、危険は無いのだろうか?ということ。ストレスがかかると余計に食べてしまう人も痩せるんだろうか?血糖値が下がらないのに甘いものが食べたい糖尿病の人はどうなんだろう?間食しないのに太っている人には効果は無いのでは?etc.本当に「最強」なのか、疑問は尽きません。

それはともかく、私は、これが放送される数週間前から、これをやってました!

スロー筋トレスロージョギングを実践しているということは以前書きましたが、もちろん既に挫折しています。ゆる〜いと気合いが入らないのです。

それに、やはり、一応は男なので、筋肉をつけたいという気持ちもあります。息がハアハアしないような運動では心肺機能が鍛えられるとも思えません。

そこで、頭にきたから「スロー」をはずして、思い切り速く「お茶の間ジョギング」をしたのです。「ジョギング」ではなくて「ダッシュ」ですね。30秒間やりました。

息はハアハア、翌日は全身疲労と足の筋肉痛。でも、毎日やっていると慣れてくるので、今は60秒のインターバルを置いて30秒ダッシュ2本を1セットにしています。

これを食事の準備ができるまでの間にやっていたので、食欲が減退します。今になって思うと、体はアドレナリンが出ていて食事どころでは無かったのかもしれません。

それでも、目立った体重減少はありませんでした…が、めげずに春のドックまで頑張りたいと思います。

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哲学 に参加中!
神の視点については以前も考察しました。今回は、集中から分散への移行という観点で見てみたいと思います。

視点の人間化が分散化とイコールとは言えないかもしれませんが、唯一絶対の神の視点から約70億いると言われる人間に視点が移動するわけですから、必然的に分散すると思うのです。

唯一絶対の神が存在するということになると、卑しい我々の身近にはいなくて、天界のようなところにいらっしゃって、この世のすべてを統括する…というイメージになると思います。

私が会社に入社したころは、コンピュータ・システムも一極集中でした。高性能のホストコンピュータ(正に神のような存在)に回線接続して、最低限のデータ入出力回路が付いた端末で作業をしていました。

これが数年後、クライアント・サーバー・システムに移行しました。ホストコンピュータは中程度の性能のサーバーに、端末は少し性能アップしたクライアントになりました。クライアントはデータの入出力だけではなく、ある程度の演算処理も行う。その分、ホストの負担が減るからサーバー程度の性能で良くなったわけです。処理の分散化です。神(ホストコンピュータ)よりも能力が劣る人間たち(サーバー)の手に物事が託されるようになった…

さらにグリッド・コンピューティングという究極の分散化まで登場しました。が、逆に最近ではセキュリティの問題から、クライアントに情報を残さないシン・クライアントという形になったり、クラウド・コンピューティングが登場したりということで、分散化には若干逆行する傾向かもしれませんけど。

さて、この世はすべて法(法則)に支配されているというのが、仏教の世界観のようです。その法則の一つとして万有引力を例に考えてみましょう。

この世のすべての物質は万有引力の法則に支配されている。質量ある物質間には引力が生じる。身近な例では、リンゴが地球に引っ張られて木から落ちる。

古典力学では、質点という考え方を用います。地球ならば、その質量を持つ体積ゼロの点が地球の中心(厳密には重心)に存在する。リンゴもその重心にその質量をもつ質点が存在し、引力は地球の半径分だけ離れた二つの質点の間に生じる。こういう簡単化をすることで、二点間の問題に帰着させて、問題を解く。これは、まさに視点を集中させています。

ガッテン流に擬人化すれば、地球の中心にいる大男が地球上のすべての物質を引っ張っているイメージ。

ところが、厳密には物質を構成している数え切れない原子どうしで重力は発生しています。地表で考えると、地面を構成している地殻は比重がおもく、海は水ですから比重が軽い。そのため同じ地球上でも、エベレストの近くのように地殻が厚いところでは重力は強く、太平洋上のように地殻が薄いところでは重力は弱い、という現象が観測されています。

これを再びガッテン流に擬人化すれば、物質の中には質量に比例した数だけ重力を生じる「重力くん」なるものが隠れている。地面が分厚いところには重力くんがたくさん隠れているので、リンゴを落とした時、リンゴの中の重力くんと引っ張り合う力が強い。太平洋上では重力くんの数が若干少ないので、リンゴの中の重力くんと引っ張り合う力は若干弱い。

地球の中心にいた大男が散り散りに分かれて、小人になって遍在する。視点の分散化であります。

さらに話を拡大しまして、万有引力のみならず、この世のあらゆる法則を成立せしめる小人がいると考えます。それは「法」そのものですが、擬人化して体をつけているので「法身くん」と呼ぶことにします。

法身くんの頭の中には、この世のすべての法則が入っています。数え切れない無数の法身くんたちが、この世のあらゆるものの中に普く存在する。これって華厳経とか如来蔵思想の世界ですね。

遠いところにいた神という大男が分散して、我々人間や物質の中にまで存在する。これこそ神の視点から人間の視点への移行ではないでしょうか?大乗は視点の人間化の流れをそのまま継承しているように私は思います。

《つづく》
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哲学 に参加中!
「生きる上での苦しみを軽減する考え方を広めて、多くの悩める人を救うこと」…これが、釈尊が悟りを開いてから行ったことで、仏教の原点であり、至上目的だろうと思います。

ところで、これと同じことをやっている番組のひとつがNHKの「ためしてガッテン」だと思います。もちろんこちらは宗教ではないので、心の苦しみだけではなくて、健康上の悩みから家事の悩みまで幅広いですけど。悩みを軽減する知恵を紹介して、分かりやすく説明し、多くの人を救う活動をしている番組と言えます。

番組では、分かりやすく説明するテクニックとしては「擬人化」、多くの人に実践してもらうためには「簡単化」が行われています。

「擬人化」では、例えばホルモンの働きを説明する時に、顔や手足のついた「インスリンくん」とかが登場します。うまく働いているときは笑顔、働きが悪くなると困った顔、膵臓の中から現れて、糖のボールをいじったりする。

これは真実とは若干違います。世の中の物すべてに手足が付いていて、顔があってニタニタしていたら気持ち悪いです。でも、分かりやすさは抜群です。とにかく分かってもらうこと(ガッテンしてもらうこと)が至上目的なのですから、それでいいのです。

「簡単化」は、私はダイエットでよく見るのですが、簡単だけれどもそれなりの効果がある運動法をいろいろ紹介してくれています。私が心がけているものだけでもスロー筋トレスロージョギングなどがあります。

これは理想的な方法ではありません。最も効果的な方法は別にあります。でも、普通に生活している人が毎日続けられるものでなければ、ガッテンの場合には意味がないのです。簡単でも効果が無いのなら詐欺になりますが、ある程度の効果が期待できるなら、理想的な方法を目指して挫折するよりはずっといい。

大乗仏教では、これらの手法がよく用いられているのだと思います。

例えば、「如来」は抽象的な概念ですから、厳密には手足があるわけでもなく、印を結んで座ってるわけでもないでしょう。「修行」するのであれば、きちんと出家して、一切の生産活動をやめなければいけないのでしょうが、そうしないでも済む簡便な方法が考案されています。

苦しみを軽減する考え方を、少しでも多くの人に分かりやすくイメージしてもらうために。そして最高の実践法ではないにしても、それなりの効果があって、多くの人ができる方法を提案する。

釈尊の遺志を継いで、少しでも多くの人を救おうとした先人たちの努力に、私は敬服します。

《つづく》
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ブログネタ
健康でいたいじゃない!! に参加中!
NHK「ためしてガッテン」(6月10日放送分)を見てから、茶の間でテレビを見るときは走ることにしています。

「疲れるほどしなくてもいい」「歩くくらいゆっくりでいい」ということなので、「それなら、外に出ることもないな」とすぐに考えた私はインドア派(非アウトドア派)。

一畳くらいのスペースを8字に走ります、歩くよりもゆっくりと。テレビが面白ければ進みません。でも、足は止めない。だから、ジョギング足踏みと言った方がいいかもしれません。

確かに、このくらいの運動だと息も切れないし、汗もほとんど出ない。スポーツの後の爽快感をかる〜く感じます。何をするにも腰が軽くなります。

やり始めてすぐに2キロ減りました。余りの効果に安心して、それからしばらく休んでしまったので、1キロ戻りましたが…

この「超らくジョギング法」で運動不足だった人がマラソンをするまでになったと紹介されてました。私も来年のさくらんぼマラソンで…なーんて野心はありませんが、人間ドックですぐ帰って来れるくらいにはなりたいものです。

この「お茶の間ジョギング法」の難点がひとつ。子どもが喜ぶのです。人間の子どもも猫の子どもと似たところがあります。走っていると、喜んで飛びついてきます。それから逃げないといけないので、いつの間にか全速力。おまけに「あー面白かった!パパ、もっと走って!」ということで、ダッシュ数本をお茶の間でやることに…

「超きついお茶の間ジョギング法」になります。

《つづく》
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ブログネタ
NHK に参加中!
NHK「ためしてガッテン」(4月15日放送分)を見ました。「断然ラク!自宅の介護」というタイトルでした。古武術研究家の甲野善紀さんもこういうのやってましたけど、心得のない人間が真似するのは難しい感じでした。でも、今回紹介されたものくらいなら真似できそう。少なくとも原理は理解できる。

登山家から聞いた話ですが、リュックに荷物を詰めるときは軽いものから詰めるのが鉄則。素人は重いものを下に詰めて、リュックを低重心にして安定を図ります。ところがこれが重い荷物を更に重く感じさせてしまうんですね。不安定なものほど運びやすいのです。

人間が直立歩行に切り替えたのも、この原理。重い頭を上に掲げて、二本足で立つのはとても不安定なのです。でも、だからこそ最もエネルギー効率の良い歩き方ができる。

人間の自然な動きはこの原理を常に利用しています。だから、自然の動きを誘導するような形での介護が最も効率がよいことになるわけです。

古武術関連で考えますと、合気道とか柔道というのも原理は同じなのでしょう。相手の重心の移動を計算し、バランスが崩れるように誘導して、自分から倒れるような形で投げ飛ばす。

介護は、心も体も柔らかくしないとできないんですね…

《つづく》
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ブログネタ
漢方薬、鍼灸、中医学 に参加中!
NHK「ためしてガッテン」(3月4日放送分)を見ました。「頑固なコリの真犯人!慢性痛徹底対策2」というタイトルでした。以前放送したものの続編という形だったので期待していたのですが、トリガーポイントの話でした。

鍼灸の業界では十年以上前からトリガーポイントの本が読まれていまして、私も開業当初に何冊か買いました。お客様への説明でもこの言葉を使ったのですが、ピンと来ないようなので、ガッテンに出てきた先生と同じように「コリコリ」とか「ゴリゴリ」とか呼んでいました。

ですからこの言葉を使わなくなって久しくなりましたし、私が買った本は絶版になってしまったものもあるくらいだったので、すっかり流行が終わったものだと思っていました。

そんなわけで、ガッテンに出てきたのにはビックリするやら懐かしいやら…でした。ペインクリニックのお医者さん方が利用し始めたのですね。

テレビでは分かりやすくするために非常に簡単そうに実演していましたが、実際はあんなもんじゃないだろうな…と思いながら見ていました。

《つづく》
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ブログネタ
NHK に参加中!
NHK「ためしてガッテン」(1月21日放送分)を見ました。低カロリーダイエット成功法でした。

脳は、ほぼ糖質だけをエネルギー源としています。だから食事に糖質が不足していると、脳は「飢餓状態」と判断し、省エネ・モードのスイッチを入れるらしい。

このスイッチがONになると交感神経活動が低下し、体脂肪率の増加、冷え症、低体温、目覚めの悪さ、体のだるさ、低血圧などの症状が出てくる。筋肉・内臓が分解されたりもする。

このスイッチをONにしない食事とは、たんぱく質:脂質:糖質=20:23:57の比率にすること。糖質はなるべく他のものと一緒に食べて、吸収が遅れるようにする(血糖値の変化を緩やかにする)。

さて、簡単な(?)実践法ですが…
1.たんぱく質の一日の必要量は、牛乳120CC、チーズ一枚、卵1個、魚1切れ、赤身の肉50g、豆腐1/4丁の6品目なので、一食にこの中の2品目を食べるようにする。
2.野菜はたっぷり食べる。無制限。
3.果物(半分)かイモ類(卵大)のどちらかひとつ。
4.ごはんは子ども茶碗1杯、パン8枚切りを1枚、ゆでめん1/2玉、のいずれかを必ず摂る。
5.脂質は油大さじ1/2

2週間でウエストに違いが出る。5か月くらいは継続すること。

《つづく》
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NHK に参加中!
NHK「ためしてガッテン」(12月3日放送分)を見ました。中高年に多いというのどの異変についてでした。

ノドというか、要するに声帯ですね。加齢によって委縮してしまうのだそうです。委縮して完全に閉じなくなるものだから、声が出ない他にも、いろいろなことが起こってくる。

声帯は口から気管への道を塞ぐ弁の役割もしているので、気管に行くべきでないもの(食物、唾液、鼻汁など)が気管に侵入しやすくなってしまう。

また、重い物を持つ時のように力を入れなければいけないとき、声帯は閉じて息が漏れないようにしているので、力仕事ができなくなるとのこと。(力を入れる時には血圧が上がらないように息を吐くのがトレーニングの常識なので、ちょっと疑問なんですけど…)

この状態からの回復法、あるいは予防法ですが、声帯の周りの筋肉を鍛えなさいということでした。力を入れながら、声を出せばいいらしい。

お経を上げながらトレーニングというのをやっていますが、いいみたいですね。

《つづく》
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