トトガノート

「鍼灸治療室.トガシ」と「公文式小林教室」と「その他もろもろ」の情報を載せています。

Category: ★公文式小林教室

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みくに出版「栄冠2018年度受検用公立中高一貫校適性検査問題集全国版」の問題を解いている。

今回は、栃木県共通の問題。太陽と月に関する問題。




日食とか月食の問題は高校入試でも中高一貫校でもよく出題されている。

月は太陰とも呼ばれ、昔から太陽とセットで考えられてきた。だから、太陽と月が同じ大きさ(見かけの大きさ)であることはむしろ当たり前。

しかし、実際の大きさを知ってビックリする。全然違う大きさなのに、ほぼ同じ大きさに見えるくらい距離が離れているのだ。

これって、よく考えるとスゴイことだ。背が高い友達と背が低い友達に立ってもらって、同じ大きさに見える所まで背が高い方の友達に離れていってもらうとする。背の高さを測って、距離をメジャーで測って…とやればピタリと決まるだろうけど、偶然にピタリということはなかなか無いだろう。

400倍も大きいとなれば尚更…。

でも、地球と月と太陽の関係は全くの偶然の筈だ。自然とそうなったと考える方が自然なのか、誰かが測って位置を決めたと考える方が自然なのか…でも誰?神様?宇宙人?

そう言えば、月がいつも同じ面だけを地球に見せているというのも不自然だ。公転周期と自転周期がピッタリ同じだからという説明なのだが、そんなもの違ってる方が自然じゃないか?

ある人が「宇宙人が調節してるんだ!」と言ってた。本当かな?

そうだと思っても、答案には書いちゃダメだよ(笑)。

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今回は、横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校附属中学校の問題。江戸時代の時刻に関する問題。



江戸時代、一刻(いっとき)の長さは日々変化したのである。不定時法というらしいが、昼は日の出から日の入りまでの時間を6等分して一刻としていた。夜も同じ。

夏至の昼の一刻と冬至の昼の一刻の長さが何分違うかを求める問題。時間の長さが変化するなんて、相対論でも学ばない限り思いもつかないだろう。一見、摩訶不思議な話。

しかし、今でも、農家の人は明るいうちが勝負なので、夏は朝早く起きて働き、夕方は暗くなるまで働く。朝食、夕食の時刻は大きくシフトすることもあるようだ。これを考えれば、不定時法の場合、作業のペース配分や食事の時刻など変更せずに行うことができ、実用的だ。単純に時刻をシフトする現代のサマータイムよりも理にかなっていると言えるかもしれない。

問題の答えは48分。一刻は今の2時間に相当する。理論的には春分と秋分の時に一刻は2時間になる。単純に考えれば、冬至の昼の一刻(2時間)は1時間36分、夏至の昼の一刻は2時間24分。

時間の引き算を間違った人がいた。復習ヨロシク!

この日々変化する時刻を刻む時計を、昔の人は発明していた。和時計と言う。仙台市博物館に展示されていた。常設だったような気がする。

昼の振り子と夜の振り子が別々に周期を調節する。昼から夜、夜から昼の切替は自動。とても精密な機械。昔の日本人は素晴らしい。

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今回は、千葉県共通(千葉県立千葉中学校・千葉県立東葛飾中学校)の問題。QRコードが目を引いた。




簡単化はしてあるが、最終的にはマス目を染めて手描きのQRコードを作成するのだからスゴイ。問題文の中で、数字やひらがなを「0」と「1」のデジタル情報にコード化する規則を説明し、例題を示し、結構本格的なQRコードを描かせる。

この複雑なルールを初見の問題文の説明から理解し、面倒な作業をきちんとできるかが問われることになる。

私は元デジタル技術者なので、ただただ懐かしい。フレームビットに相当する最初の2ビットで数字かひらがなかを識別する。数字の場合は、その後に0〜9の数字のいずれかが二進数で表される。その後にパリティビットを付ける。偶パリティである。これを1フレームとして、4フレーム構成のQRコードを作成させている。数ビット欠損してしまった場合の誤り訂正までやらせている。かなり本格的である。

次女に解かせてみた。
しばらくしてから「やった?」と聞いたら、「うん、やった!」。
「どうだった?」と聞いたら、「『これは、QRコードです。』って出た。」

「あのね。スマホでQRコードを読むんじゃなくて、問題を解くの!」「あー、はい(^_^;)」

実は、私も問題を解く前にまずスマホでQRコードを読んでいた。血は争えない。

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最近の次女のお気に入りの3冊。



「パパ!神様はね、その人が背負えるくらいの重さの荷物しか与えないんだって!だから、大変なことになっても、頑張れば絶対大丈夫なんだよ!」

あんた、仏教徒だろ!俺を励ましてるのか?俺が大変なの知ってんのか?それ結構昔から言い古されてる…とか、いろいろツッコミどころはあったんだけど…「良いこと言うね!」と取りあえず褒めておいた。
「感動したんだよ。この本に書いてあったの。ん?これだったかな。いや、こっちかな。んー、このうちのどれか(^^)v」

義足を付けた姿が本の表紙を飾るなんて考えられない…そんな雰囲気が今まではあった。でも、思い切りジャンプしている少女の写真を初めて見た時、私は素直に「カッコイイ!」と思った。

英語ではhandicappedと言う。でも、誤解を恐れずに言えば、advantageなんじゃないかと思うくらいに、カッコイイ。可哀そうだとか、気の毒だとかいう感情は、少し考えてから生じた。

もちろん、この本の主人公たちも、最初は「荷物」だっただろうし「handicapped」だっただろう。でも考え方を変えて頑張ることで、「荷物」は「荷物」じゃなくなるし、「handicapped」は「handicapped」じゃなくなるし、「可哀そう」を「カッコイイ」に変えることができる。そして、それは本人たちの感動となり、本となり、さらに多くの感動を生む。

最近では、重い物を持つ時に腰に装着する装置(装具?ロボット?)も開発されている。今の基準で言うところの健常者でも、将来は日常的に何かを体に装着する時代が来るだろう。義手、義足というものに対する見方も変わっていくだろう。というより、こういった本が次々出版されるようになってきたのは、まさにその変化の端緒に違いない。

そんなことをいろいろ考えたが、こんな話を次女にすると、すぐあくびをして寝てしまう。さて、何て言おうか…。

「君の前に今立ちはだかる壁は何だ?」
「んー、何かな…。」

「神様は、君が大したことできない奴だと思ってるみたいだな。もっと、頑張りなさい!」
と話を結んだが…

次女の読後の感動を台無しにしてしまったような気がしてならない。
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昨日、娘を送って山形駅まで行った。十字屋の駐車場に止めていたので、何か買って駐車代を浮かそうということになり、少し早い昼食を取ることに。

「十字屋ラーメンってあったよね?」と、ふと思い出した私。
「え?知らない。」と、妻。

レストランに行って見てみると、あった!十字屋ラーメン!

あんかけがかかっていて五目ラーメンぽいんだけど、五目ラーメンは別にある。多分、五つ無くて、その分リーズナブルなのかもしれない…。

この日は、長袖のビジネスマンも見かけるほど、過ごしやすい陽気。熱いラーメンも冷たいラーメンも行けそうなので、十字屋ラーメンと冷たいラーメンを頼んだ。




何十年ぶりかの再会…十字屋ラーメン。

懐古の気持ちで店内を見渡した。正午少し前だが、お客様は居た。おばさん2人連れと老紳士が1人。さらに客は入って来そうな感じ。

若い人はいないけど、平日にこのくらい人が居るんなら大丈夫なのかな…。こんなのも悪くないね…。と思って帰った。

すると、今朝。



え!従業員はもう知ってたんだろうけど、タイミング良過ぎ。俺たちが潰してきたみたいな感じだ(笑)。

この建物を最初に見た時は、とてもワクワクしたものだけど…。大学時代、ゲロ吐きながら歩いた時もこの建物は有った…。

調べたら、最後の「十字屋」らしい。来年1月、「十字屋」は思い出の中だけの存在になる。
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都会のスイカと田舎のスイカ…

娘の所に行き来するようになって驚いたのは、「スイカ」の違い。

横浜でバスに急いで乗って「前払いだよ!」と運ちゃんに言われ、財布を出したら、

「え!現金なの?」

向こうも驚いている様子だったが、こっちもえらく驚いた。みんなスイカを持って、バスに乗っている。

この話を山形の人にしたら、サッカーボールを持つように丸いスイカを小脇に抱えてバスに乗っている光景を思い浮かべる人がまだ結構いるんじゃないだろうか?もちろん「そんなはずはない…」と、すぐに打ち消すだろうけど。数カ月前だったら自分は間違いなくそうだった。

今回、娘の新幹線のチケットを「えきねっと」で買った。

学割は使わないことにした。2割引きにはなるけれど、乗車券だけ。えきねっとなら特急券(指定席込)も割引になるし、25%とか35%とか引かれるから断然こっちの方が良い。

えきねっとのポイントはスイカに入るらしいが、MySuicaにしないと入れられないと聞いたので、チケットを発行してもらうついでに最寄りの駅で変更してもらおうとした。

ところが…エリア外なのでダメとのこと。「エリア外」の意味が分からない。新幹線(厳密にはミニ新幹線)が止まる駅のみどりの窓口なのに…スイカがエリア外???

尾花沢スイカとバッティングするから?と、ふと思った(笑)。

駅員さんの説明を何度聞いても理解できないので、きっと説明が下手な駅員さんなのだと思った(自分の理解力は疑わなかった)。

ネットで調べたら、Suicaそのものが複雑なのだということが分かった。

やはり、尾花沢スイカとは違う…。
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長女が公文国際学園に入った。最初に断っておくが、妻が公文の先生をしているから無理に娘を説得したわけではない。100%、娘の意志だ。

あれは、地元にある中高一貫校の説明会から帰って来てのことだった。
「公文の中高一貫校っていうのもあったよね?そこに私が入りたいって言ったら入れるの?」と聞かれた。
「入りたいと言っただけじゃあ入れないけど、勉強頑張れば入れるかもしれないよ。」と答えた。
「じゃあ、頑張ってみる。」と言って、「公文国際学園に絶対合格する!」と書いた紙を机の脇に貼った。
こちらは「入れるもんなら入ってみなさい。まあ、せいぜい頑張れや。そうやって頭に入ったモノは、どこの学校に行っても役に立つから。」と思って、見ていた。

合格発表を見て驚いたのは、親の方だった。

入学はさせたものの勝手がわからず、こちらもドタバタしていたので5月の体育祭にも行けず、連絡事項の確認の仕方なども最近ようやく分かってきた。7月1日のクラス懇親会に顔を出して、やっと何とか公文生の保護者の市民権を得たような気分だ。

懇親会の自己紹介でも話したのだけれど、地元山形の人に「娘さんはどこの中学に通ってるんですか?」と聞かれて「横浜の公文の学校です。」と答えると、かなり取り乱す。「えっ?」「何で?」あるいは「…(絶句)」。病院か少年院とでも言われたようなリアクション。全くの想定外なのである。

そして、「大変な決断をされましたね。」とか「娘さんがよく『うん』と言いましたね。」とか「とっても寂しいでしょうね。」とか言われる。しかし、どれも肯定できない。大きな決断をしたという実感が無いし、娘の方から『うん』と言っていたのだし、寂しくもないのだ。

全く寂しくないと言えば勿論嘘になる。いなくてせいせいした、とは思っていないから、どちらかと言えば寂しいかな…というくらいのもの。だって、昔とは違うから。スマホがあり、LINEがあり、かけ放題があり…こっちにいる時よりコミュニケーションは増えたような気がする。

目の前にいれば「何してんの!」とか「早くしなさい!」とか、ネガティブな事ばかり言っていたに違いない。「頑張れよ!」なんて温かい言葉をかけているかどうか。それに、娘も父親を毛嫌いする年頃の筈だ。その兆候が無いうちに遠く離れたことは幸いだったかもしれない。スマホも加齢臭を伝えることは流石にできまい。

今回土産に持って行った一本杉のあげまんじゅうを寮の娘の部屋にいたお友達に配った。そのお友達の一人が言う。「虚数って何?」

娘が首を傾げたので、その質問は私に回ってきた。寮の高校生の先輩から問題を出されたらしい。分からないので答えを教えてもらったがそれでも分からない。私の説明は、先輩の説明より少しだけ分かりやすいと言ってもらった。しかし、ここは、まんじゅうをかじりながら、こんな話をする場所なんだと驚いた。

虚数を理解して嬉しくなって、後輩をからかう。からかわれた後輩は分からなくて悔しくて誰彼構わず尋ねる。凄く自然な、勉強へのモチベーションだ。

帰国子女は珍しくない。保護者には金髪の人も華僑の人も。中学時代からこんなにいろいろな学友に恵まれていたら、大人になってからよその国と行き違いが生じても、絶対に仲良くする手立てを考える筈だ。絶対に銃口を向けようなんて思わないはずだ。そう考えたら、とても嬉しくなってきた。

だから、山形の人も、是非ここを子どもの進路の一つとして考えて欲しい。全くの想定外では、子どもの可能性が狭まってしまうから。寮が完備している学校って、地方の人に門戸を開いているとも言えるじゃないか。

もちろん、山形の学校がダメだと言ってるんじゃない。子どもに選択肢を提示する時に、メニューの片隅に、この学校があっても良いんじゃないか?ということだ。

もっとも、私の娘は親が差し出したメニューに無いものを見つけ出し、オーダーしたのだけれど。

《つづく:「表現祭2017 #sugoi」》
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バス停から公文国際学園の正門までの間、林の中の小道のような所を通ります。林の中には、いつもリスを見つけることができます。

入学式の朝もいました。写真を撮ってやろうとスマホを構えると、次女がズカズカと林の中に入っていってリスを逃がしてしまいました。その日一日、次女の名前は「リスを逃がした女」になりました。



《↑↑↑クリックして写真見てください↑↑↑》

学園に残った長女。入学後最初の日曜日にリスの写真を送ってくれました。

《つづく:「公文国際学園を山形から見て」》
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公文国際学園の入学式に行ってまいりました!



《↑↑↑クリックして写真見てください↑↑↑》

横浜の丘の上にある学園なので、バスを降りては小道を登り、校舎に入っても階段の上り下り、寮に荷物を運ぶにも階段を・・・と、とっても鍛えられました。

校長先生の式辞は「今、世界は大変な問題を抱えています。」で始まりました。これが冗談に聞こえない雰囲気、私たちが何とかしなければいけないと感じる雰囲気が会場にはありました。良い学校だと思いました。

《つづく:「リスを逃がした女」》
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今回は仙台市立仙台青陵中等教育学校(p98〜)の問題。




見たことも聞いたこともないようなものが登場して混乱してしまうのが、中高一貫校の適性検査問題では常なのですが、身近な物にも要注意です。

生地から型抜きして、せんべいが何枚作れますか?という問題。考えているとせんべいの香ばしい匂いまでするようで、集中できない。

問題は内容をしっかりイメージして臨場感を持って解く!のが鉄則ではありますが、臨場感の持ち過ぎもご用心です(笑)。

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※個人情報保護のため、登場人物が特定できないように、イニシャルはエピソードごとに変えています。同じ人なのにイニシャルは違っている場合があります。また、Zまで行った場合にはAに戻りますが、この場合は同じイニシャルであっても違う人物ということになります。ご了承下さい。

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