トトガノート

「鍼灸治療室.トガシ」と「公文式小林教室」と「その他もろもろ」の情報を載せています。

Category: ★読書日記




多くのアメリカ人はそんなに幸せではないということを最近知った。金融資本主義が世界を支配し始めている。脱資本主義を目指さなければいけない。

キューバという名前を聞くと、キューバ危機。反米で余り良い印象は無かった。最近アメリカも一時態度を軟化させたのでキューバの良質の葉巻がアメリカに流れ日本では手に入らなくないほどになっていたらしいが、トランプ政権はまた硬化させたようである。

この本を読むとキューバはなかなか良い国のようである。教育水準・医療水準が高い。フィクションではあるが、ドクターXの大門未知子もキューバ大学出身という設定のようである。

東日本大震災以前に行われた対談なので、原子力発電に関して否定的なニュアンスは感じられない。この点、今の博士の考えは違うはずなので加味して読むべきである。

→《ドクター苫米地ブログ》「フィデリート、フィデル・カストロ Jr.の冥福を祈る。すごく仲良かった」(2018.2.3)
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kindle版の催眠編は既に読んでいて続編を待っていたのだが、それがこの本だとは買うまで気づかなかった。「催眠編」を含んでの「気功編」、「古武術編」の3部構成。正に「完全版」にふさわしい。

鍼灸については、「ツボの変更」という大事件が取り上げられている。当時、このブログでも取り上げているが、12年前のようである。これ以降、私も自信をもってツボ位置にこだわらない治療をしている。この事件を博士もご存知だということにまずもって驚いたのだが、これを根拠に更に論を進めている。いかなる分野でも、その道の専門家より精通している。流石と言う他ない。

最近、逆腹式呼吸をなめて、やっていなかった。それを見透かされたような記述もあり、ドキリとした。何で分かるんですか?(笑)
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アメリカ社会、MBA、タックスヘイブン、パナマ文書、オリンピック、カジノ、オウム真理教、仮想通貨、ビットコインなどなど、盛り沢山の内容。生ベチの内容を更に深く理解することができた。

トランプ政権が始まったばかりの頃に書かれた内容なので、博士もまだトランプさんに少し期待している。そこは少し割り引いて読んだ方が良いと思う。
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小学生の頃から音楽は苦手なのだが、興味は持っていた。おそらく、この本に40年前くらいに出会っていたら、ミュージシャンを目指したかもしれない。

音楽が苦手だったのは、ピアノが音痴だったからのだ!(笑)

特殊音源の作り方については生ベチ#100で軽く触れているが、本書では更に詳しい。もちろん、これを読んだからといって、自分で作れるようにはならないが。

生ベチ#86で紹介されている、独自の単位「カイザー」の創始者貝崎さんのインタービューがkindle版には載るらしい(p127)。これも興味がある。

このブログでは「音楽と数学の交差」という本を基に、パソコンで平均律やピタゴラス音律を出して見たりしている。お恥ずかしいレベルではあるが。

それだけ、純正律や平均律には興味を持っていた。博士のおかげで、やっとスッキリ理解することができた。
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特に面白かったのは3点。

.リスト教史(中世ヨーロッパの話)▲妊ベートのクレームしかないツイッターのつぶやきはアファメーションのようなもので、刷り込み効果は絶大であること8胸厠呂亡悗垢訃霾鸛犧遏

文章の抽象度が高いからだろう。卑近なことにも大きな示唆が富んでいる。暗いことしか書いていないのだが、励みになった。自分の状況はまだマシだと思えるから。

がんばろう。
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苫米地先生の「コーポレートコーチング」を物語にした本と言っていいのだろうか。「コーポレートコーチング」をまだ拝読してないので何とも言えないが。

物語形式なので具体的でとても分かりやすい本である。この分かりやすさは、同じものでも苫米地先生とは違う角度から説明されているという点からも来ているのかもしれない。もちろん、先生の説明が分かりにくいということではなく、説明のバリエーションが増えるということである。

巻末にも書いてあるが、私のような自営業でも何かの組織には属しているという点で有用な内容であるし、組織の場合で述べられている説明も個人のレベルに帰着させて大いに理解を深めることができた。
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1万1700年前に氷河期が終わって完新世の到来が告げられると、気候は氷河期より温暖になったばかりか、安定度も増し、気候と降雨の極端な変動が少なくなった。氷河期の間にも、狩猟採集民はときおり植物を栽培してみようと試行錯誤を繰り返したが、その実験が根づくことはなかった。理由 おそらく、極端で急激な気候変化のせいで努力が立ち消えになってしまったからだろう。
(No.105)「人体600万年史(下):科学が明かす進化・健康・疾病」

こんなことを書くと農家の人に怒られるとは思うのだが…こんな果樹王国のど真ん中で書くのはとっても勇気がいることなんだけれども…

農業が始まったきっかけが氷河期後の気候安定だということになると、最近の気候変動は農業にとって致命的なことだということになる。それは、後継者不足とかいう次元の話ではない根本的なことである。

地球の気候変動が再び激しくなってしまったら、 我々は再び 狩猟採集民に戻らなければならないのだろうか?
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「命のノート」という本を読みました。亮太先生にはいつもお世話になっています。

亮太先生のお話は、涙なしでは聞けなくて、テレビも最後まで見れませんでした。映画もきっと感動的なのでしょうが、とても見る気になれません。

子を持つ親として、とても興味のあることなのですが、親であるがゆえにそのつらさには耐えられない…とおっしゃる方が多いです。

この本は、子ども向けに書いてあるので、ボリュームも少なく、さらっと書いてあります。涙はもちろん出ましたが、文字が大きいし、短編なので、なんとか読み切ることができました。

私は、お年寄りに接することが多い仕事なので、毎日痛みに耐えながら先の短い人生を生きることについて、どう捉えていいのか日々悩んでいました。

でも、世の中にはもっともっとつらいことがある。そして、そういう人たちに毎日優しく接している人たちがいる。この事実は、直接の答えにはなりませんが、大きなヒントであり、励ましでもありました。
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ブログネタ
科学 に参加中!
チャプタ?の「君はまだ「神」を殺していない」「貧者の一灯」を読みました。

《以下引用》…アルベール・カミュの『シーシュポスの神話』で考察したのは、神によって罰を受け、岩を押して坂道を上ることを永遠にくり返す運命に落とされた男の物語である。男は、その宿命から逃れることができない。死ぬこともできない。永遠にそのような意識の流れの中に閉じ込められてしまっている。しかし、そのような定めから離れて彼の生命はなく、それこそがまさに自身の自己同一性の証しであるということに思い至ったとき、男は無限の自由を感じるとカミュは書く。…《引用終わり》

茂木さんも、これを引用して、「生の有限性」を経由せずして思考の自由はない、と説きます。人間は「自分はカスなんじゃないか?」という絶望感に直面しないようではダメなんじゃないか?と前に書きました。

自己嫌悪、自己否定に苦しみながらも、その嫌な「自分」から抜け出せないということは、逆に言うと「自分」という殻が強固なものである証です。殻とも見なせるし、鎧とも見なせるし。その確固たる「自分」の中では、ある種の自由を感じることができるのではないだろうか?

実際には、心身ともに刻一刻と変化しているのが「自分」です。自己同一性が保たれることの方が不思議なんですけどね…

《以下引用》…くり返し言おう。宇宙は不条理である。この世にはさまざまな物質のあり様があるだけであり、私たち人間の倫理規則にどんな根拠があるのか、そんなことはわかりようがない。私たちを感動させる芸術体験も、その表象的起源がどこにあるのか、わかりはしない。現代のすべての学芸は、そのような無根拠の砂の上につくられた楼閣である。…《引用終わり》

いまさらこんなことがこの本の結論だったのか…とちょっと驚いてしまいました。理工学から法学にいたるまでを日本の最高学府で学んだ茂木さんでさえ、こんなものなのかと。私が探しているのは、まさにその先であります。

《以下引用》…今の私たちにできることは、時代の制約をわがこととして引き受けて、ささやかな貧者の知の一灯を点すことであろう。…《引用終わり》

これが結語なのですが、「一灯照隅」(最澄の言葉)を思わせるこの一文には苦笑してしまいました。やはり仏教しかないのかな…

《最初から読む》
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ブログネタ
科学 に参加中!
チャプタ垢痢崛躪臈知性と専門的知性」「「収束性」という罠」を読みました。

《以下引用》…元来、脳の中の神経細胞のネットワークが、「専門的領域」へと塗り分けられているわけではない。脳の中には、どの神経細胞からどの神経細胞へもせいぜい数回の「シナプス結合」を通せば到達できる「スモール・ワールド・ネットワーク」が存在する。表面的に見れば遠く隔たり、関係のないように見える能力の発露も、脳の生理的特性の実際に即して考えれば、実はお互いに関連しあっている。…《引用終わり》

これは、とっても興味ある記述でした。薄々勘付いてはいましたが、「やっぱりそうなのか!」という感じ。おそらく、その人なりの思考回路がユニークな形で出来上がっていて、それがCPUのようにどんな分野の情報をも処理しているんでしょうね。

少なくとも、脳の外で便宜的に行われているカテゴリーの分類に即して、脳細胞の部分部分がきれいに機能分担しているとは考えられない。つまり脳から見たとき、専門性というのは幻想に過ぎない。

《以下引用》…宗教から芸術まで、そして科学においても。「立派なもの」としてある価値を立て、そこへの収束を目指す。人間精神がそのような傾向を持つに至った理由は明らかではないが、この点にこそ、人類が生命現象の本質をとらえ損なってきたことの根本的原因がある。…《引用終わり》

私もドーキンスの本を読んだ時に、そう思いました。さらに、全てのことをとらえるのは脳であり、脳もまた生命現象であることを想起した時に、人類が全てのことをとらえ損なってきたことの根本的原因なのではないか…と思ったりしています。

日常的な事柄についてでさえ、「立派なもの」を中心に据えて、物事を考えている人はとても多いような気がします。

《つづく》
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