2018/5/12発行の苫米地本「明治維新という名の秘密結社」を読んだ。今回も目からウロコの連続でした。

・岩倉使節団の謎

歴史を勉強していると「なんで?」という疑問は浮かぶものである。人々の動きが不自然だったり、その解釈が不自然だったり。でも、「そんなものなんだろう」と見過ごして無理に納得し、教科書に書いてあることをひたすら記憶する作業、それが歴史の勉強ということになってしまっている。

岩倉使節団も謎に満ちているのだが、「そんなものなんだろう」とやり過ごしていた。でも、とんでもないことが隠されていたことが本書で明らかになった。

・国の成り立ち方の違い

国の成り立ち方の違いも、大変勉強になった。日本、アメリカ、ヨーロッパ、全部事情が違うのである。これが、明治維新を理解するうえでとても重要だということも分かった。

騎士団という言葉もピンと来なかったのだが、誤訳だと知り納得である。

・天皇制について

天皇家の方々が御辛そうに見えるのも、理由が分かった。森友・加計問題についても最後に触れている。私たちは、これらのことを全て頭に入れた上で、日本の今後の考えていかなければならない。