母の文字入力がなかなか上達しない。

最初はやたら連打していた。ガラケーの時にはメールができていたからケータイ入力をしてしまうのだろうと思い、スマホの入力設定もフリック入力(正確にはジェスチャー入力)からケータイ入力に変更してみた。

連打の回数は減った。でも、やはり連打好きは変わらない。



見てみると、例えば「う」を入力する時には「あ」を3回押すことになるが、1回押して少し考えるのでカーソルが次に進んでしまうようだ。

道理で「あ段」の連打が続くわけだ…。

これなら、フリック入力の方が覚えやすいかもと思い、また戻した。「画面に触れたらパッと花が開くから、入力したい文字の花びらの方に指をずらすんだよ」と教えた。目下、鍛錬中。

スマホ…デジタル機器の最も進化した形態という感じもするが、入力方法はアナログに近づいたような感じがする。ガラケーのようなボタン入力はON/OFFがはっきりしていてデジタルっぽい。でも、静電容量を感知するタッチパネル入力は、慣れるまでちょっとしたコツが要る。器用不器用の差が出る所がアナログっぽい。

この点が高齢者にはハードルが高いだろうということで、感圧式も加味したタッチパネルがらくらくホンなどで導入されたのだと思う。ただ、これはこれで慣れが必要だ。

それに色んな人を観察してみると、高齢者だから苦手とか、女性だから苦手とかいうことでもないようだ。とっても苦手な50歳とさくさく使いこなす70歳とか、しきりに検索したがる奥さんとやたらガラケーに固執する旦那さんとか、そういう組み合わせもよく見かけるのだ。

要は、使うか使わないかだと思う。これしかないと思って何度もトライすれば使えるようになるし、何か言い訳を見つけて逃げていれば使えない。何でも同じ。「ITだから」とか「デジタルだから」とかは関係ない。

年齢も関係ない。「老い」とは「年齢を言い訳にすること」だ!

最近は、そんな説教を親にしている。昔の仕返し(笑)。

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