ブログネタ
中高一貫校の素顔 に参加中!
みくに出版「栄冠2018年度受検用公立中高一貫校適性検査問題集全国版」の問題を解いている。

今回は、横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校附属中学校の問題。江戸時代の時刻に関する問題。



江戸時代、一刻(いっとき)の長さは日々変化したのである。不定時法というらしいが、昼は日の出から日の入りまでの時間を6等分して一刻としていた。夜も同じ。

夏至の昼の一刻と冬至の昼の一刻の長さが何分違うかを求める問題。時間の長さが変化するなんて、相対論でも学ばない限り思いもつかないだろう。一見、摩訶不思議な話。

しかし、今でも、農家の人は明るいうちが勝負なので、夏は朝早く起きて働き、夕方は暗くなるまで働く。朝食、夕食の時刻は大きくシフトすることもあるようだ。これを考えれば、不定時法の場合、作業のペース配分や食事の時刻など変更せずに行うことができ、実用的だ。単純に時刻をシフトする現代のサマータイムよりも理にかなっていると言えるかもしれない。

問題の答えは48分。一刻は今の2時間に相当する。理論的には春分と秋分の時に一刻は2時間になる。単純に考えれば、冬至の昼の一刻(2時間)は1時間36分、夏至の昼の一刻は2時間24分。

時間の引き算を間違った人がいた。復習ヨロシク!

この日々変化する時刻を刻む時計を、昔の人は発明していた。和時計と言う。仙台市博物館に展示されていた。常設だったような気がする。

昼の振り子と夜の振り子が別々に周期を調節する。昼から夜、夜から昼の切替は自動。とても精密な機械。昔の日本人は素晴らしい。

◆◆◆公文式小林教室◆山形県東根市◆◆◆