開業して間もない頃に、気がついた。例えば「腰が痛い!」となった時に、最初に鍼灸を考える人がとても少ないということ。

関西の方だと小児鍼なども普及していて、子供のころから鍼灸は身近な存在のようである。それが、関東、東北と移るほどに薄い存在になって来るようだ。

「鍼灸です!」と言っているのに「整体の先生」とか「マッサージの先生」としか呼んでもらえず、悩んだ時期もあった。

選択の順番として、「整体」が最初の方に来ている。「整形外科」というのが意外に後ろの方。そして鍼灸は、その更に後の方。これが一般的な傾向のようだ。

最初は「しまった!」と思ったけれど、これも悪くないと思うようになった。「最初に行った整体ではどんな治療を受けましたか?その後、どうでしたか?」と聞けるからである。

「その次の接骨院ではどうでしたか?」
「その次の整形外科ではどうでしたか?」

これはとても勉強になるし、自分の治療方針を決める上でとても参考になる。

それに気づいてからというもの、順番をとばしてきた人には「せめて主治医の診断は受けて下さい。」と言っている。

◆◆◆鍼灸治療室.トガシ◆山形県東根市◆◆◆