「聖の青春」を見た。

男臭い、むさい、映画だった。古本屋のお姉ちゃんが紅一点という感じ。

そんな中で、小さな将棋盤の上に命を懸ける壮絶な生き様が描かれる。

娘は泣いたらしいが、私は泣けなかった。「俺は、こんな生き方でいいのか?」と思った。

聖に殴られそうで怖かった。




最後の聖の痛恨の一手。駒を置いた瞬間に羽生さんは「何で?」と思っただろう。「勝った!」とホッとしただろうけど、そんな勝ち方じゃ全然うれしくないだろうし。

娘に言ったら「だよね〜」と軽く言われた。

豆棋士の前で、まともに将棋さしたことも無いくせに、分かったような口利いてしまった(笑)