***Be lost in wild fancies!***

今回は、ポジティブシンキングの話。

アフリカの草原に裸で暮らしているわけではないとしても、私たちの生活が危険に満ちていることには変わりはない。だから、恐怖に怯えるネガティブな自分がいるのは当たり前だし、いなければ危険なのだ。

ただバランスが大事なのだと思う。ネガティブばかりでは病気になってしまう。

〈以下引用(「ブッダの脳」p97)〉
幼い頃私は前庭に生えていたタンポポを雑草として引き抜いたものだ。だが、根を完全に引っこ抜かないうちは、また生えてくるのが常だった。動揺もそれに似ている。根本的な原因を取り除かないうちは完全にはなくならないのだ。だから、あなたの心の最も若くて傷つきやすい、感情に溢れた層に降りていき、あなたを悩ませているものの根っこにあるものを感じ取ってもらいたい。少し訓練をして理解を深めれば、「重要参考人」 ― 繰り返し起こる動揺の根本的な原因になった出来事 ― の短いリストが出来上がるだろう。その中には、学校での不人気のせいで他人の役に立たないという感情、慢性病による無力感、辛い離婚の後の不信感などが含まれる。根本的原因が見つかったら、ゆっくりとそれを取り除いてくれる肯定的な楽しい記憶を取り入れよう。あなたは雑草を引き抜き、心のガーデンに花を植えているのだ。
〈引用終り〉

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