骨盤の骨が完成するのは二十歳近くだと、鍼灸の学校で習ったように記憶しています。
それまでが「成長」、その翌日からは「老化」…
その講義で、先生がおっしゃったような気がします。


脳細胞(灰白質)は産まれた時が最も多く、オギャーと言った日から毎日減っていく…と言われると、脳に成長は無いような気がします。

しかし、脳細胞同士のネットワーク(白質)はどんどん増えていき、これが成長であり、学習であるわけです。少なくとも感情を司る部位は死ぬまで成長し続けるとも言われています。そうなると、脳に老化は無いのか?と思ったりもします。

人体は毎日「変化」しています。それを「成長」と呼ぶか「老化」と呼ぶか、部位によってあやふやなようです。

ならば、日々の自分の変化を「成長」と呼ばしめようじゃないか!ということなのです。自分にも。周囲にも。

意地でも「老化」と呼ばない、呼ばせない。常に上を見て、変化していく。

立ち止まったまま迎える変化を「老化」と呼ぼう。
歩き続けたまま迎える変化を「成長」と呼ぼう。

どっちに歩いていようと構わない。動いていれば「成長」なのさ。