【The Upside of Stress: Why stress is good for you (and how to get good at it)】
【PART1 Rethink STRESS(No.243-1475)】の
【CHAPTER1 how to change your mind about stress(No.244-722)】
を読みました。

チビリチビリ読んでいましたが、まとまった時間があったのでCHAPTER1最後まで読みました。

まず、プラシーボとは騙すことなのか?ということ。mindsetにも関わってきて大事だと思うので、メモっておきます。

【No.619】
For a long time, doctors and scientists thought the placebo effect required deception.
...
But, the doctor explains, your mind and body are capable of many healing processes on their own, and placebos can trigger those processes. The doctor encourages the patient to take the sugar pills on a regular basis.

「あなたの心と体には独りでに治る力があって、これ(砂糖の粒)はその引き金になるのです。」

これが「騙しのフレーズ」ということに、これまでなっていたわけですが、「これ」が薬ではないと被験者が知っていても効果があった!ということになると、騙しでも何でもないわけです。

「これによって良くなるんだ」と患者自身が思っていれば、前述のhousekeepersの実験がそうであったように、体の中でのホルモンの状態に変化が起きるのでしょう。心と体には独りでに治る力があるのです。砂糖の粒もその引き金になるのです。「騙しのフレーズ」は真実しか述べていません。

これは、鍼灸治療にもそっくり当てはまります。治療を受けようという時点で「これによって良くなるんだ」と患者自身が思っています。そして、鍼灸の治療をすれば、鎮痛効果のあるホルモンが分泌されることも分かっています。これは体が持っていた独りでに治る力であり、鍼灸はその引き金になっています。

「騙しのフレーズ」は騙しでは無かったので、ひとつのmindsetを設定したと言えば良いでしょうか。

【No.692】
Because a mindset is like a filter that colors every experience, you'll probably discover that you have a standard way of thinking and talking about stress.

今現在、「ストレスは体に有害だ」というmindsetで世の中は満たされています。でも、私が小さい頃の日本はそうではありませんでした。「ストレスをバネにする」mindsetで満たされていました。

この本は、前出の心理学者Crumの研究を基にしています。その基になっているのはCrumのお父さん。そして彼は合気道の先生。ですから、日本人にとっては全く新しい考え方(mindset)というより、古き良き日本への回帰になるのではないかと思います。

でも、それが分かる日本人というのも、私よりも少し若い世代くらいまでだと思いますが。

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