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「空海とヨガ密教」(Gakken)「まえがき」(p3〜11)、第1章「母系空海論」(p15〜44)を読みました。

最近、ヨガに目覚めまして、動画サイトを見ながら、ほぼ毎日レッスンをしています。

そうしますと、仏教との関連を思わずにはいられません。ヨガのレッスンは大抵、あぐらをかいて胸に合掌して始まります。終りも大抵同じです。髪型やコスチュームに目を配らなければ、ヨガをしているのか、座禅を組んでいるのか、即座には分からない。

単に発祥の地が同じだからなのかもしれません。しかし、いずれも身心の別なく己を見つめ、苦しみからの解放を目指すものであるならば、全く別物と考える方がむしろ不自然に思いました。

そんな中、大好きな空海とヨガを結び付けようとしている本を思い出しました。数年前に、この本の存在は知っておりましたが、当時はヨガに興味を持っていませんでしたし、この本の内容には事実と反すると思われる箇所があるという指摘もありましたので、手に取るほどの気持ちは起こりませんでした。

今回、仏教とヨガの関係を知りたいと思った時に、まずはこの本を歴史ロマンとして読んでみようと思いました。読む方としても仏教とヨガの間に何らかの強いつながりがあってくれないだろうか…という気持ちがあるわけですから、読み物として楽しむ分にはいいでしょう。

「まえがき」で、この本の特色を筆者自身が挙げています。

《以下引用(p3)》
第一は「空海の生誕地が父方ではなくて、母方の屋敷の跡にある」という主張である。

《以下引用(p4)》
第二は「その実家とは何者か」という問題を扱っている点である。

《以下引用(p5)》
第三は「空海が唐からもたらした密教をヨガの視点から解明しよう」とする点である。

はっきり言って、第三のところしか興味はないのですが、空海の生涯を見渡した時に大きな謎がいくつかありますが、第一・第二の内容で説明できる部分もあるようです。だから、これが真実だというわけでもありませんが、ロマンとしては面白いと思います。

満濃池の治水工事をどうして成し得たか久米寺でなぜ『大日経』を借りることができたか私渡僧として遣唐使に加わるために必要な莫大な資金をどうやって集めたか唐の人も及ばないような文才を身につけていたこと。また長安でこれほど注目を集めたにもかかわらず、なぜ日本に戻ってきたのか?

これらの疑問は、第1章にあるように、母方の阿刀氏が大きな力を持っていたとすれば説明は付きます。