「自重筋トレ」に沿って、筋トレしています。今回はDrawing(p50)について。

腹筋を鍛えるという点でCrunchと親戚のようなトレーニングなのでしょうが、腰痛対策・呼吸法・ダイエットと発展していく可能性のあるトレーニングです。

腰痛の人にお薦めしているトレーニングは腹筋(Crunch)です。腹筋(の筋力)が付いて来れば、例え割れなくても腰痛対策になる…でも、それは普段もお腹に力を入れてほしいからです。Crunchをやっていても、例えば重い物を持ち上げるときに腹筋に力を入れなければ余り意味がありません

お腹を凹ませると、横隔膜は上に行きまして、腹式呼吸としては息を吐いた状態になります。つまり、Drawingをしているとき、腹式呼吸としては吐ききった状態です。ですが、不思議なことにこの本では、息に関してノーコメントです。息を止めるのか、吐くだけでいいのか、吸うこともありなのか・・・。

Drawingした状態でも息を吸うことはできます。腹式では吸えませんが、胸式なら吸えるのです。ラジオ体操などでは「胸を開く」と表現されているようですが、背中を伸ばし(若干反らす感じ)て、肋骨を上げます。肋骨を上げるのは最初は意識的にするのは難しいのですが、万歳すると肩甲骨につられて上がります。これで深呼吸するのがラジオ体操第一です。

腹式で吐き切ると同時に胸式では大きく息を吸うのがロングブレス・ダイエットです。ダイエット効果は確かにあると思います。妻も痩せましたし、私も体重が減りました。

このトレーニングはいつでもどこでもできますから、曜日を決めてやっているメニューには入れていません。思い出したときにやるように心がけています。

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