なぜ、それを好きになるのか?脳をその気にさせる錯覚の心理学の「第3章.なんとなく好きにさせる王道テクニック」(p51〜104)の「第1節.処理の流暢性の誤帰属が好きな気持ちを作り出す」(p52〜70)を読みました。(小林教室収蔵

前回、脳で処理しやすいものを私たちは好きと感じるようになるということでしたが、これを専門用語で言ったのが「処理の流暢性の誤帰属」です。

処理の流暢性をもたらす方法として、「単純接触効果」が挙げてあります。繰り返し見ている(単純接触している)と、それを脳で処理するのがスムーズ(流暢)になるので、何となく好きになってしまう(誤帰属)ということです。

本書に例示されていないことで思い浮かぶのは、「習うより慣れろ」ということ。勉強しなければいけないものは、理解することはできなくても、取りあえず見てみる。英語ならば、聞き取れなくても、取りあえず聞いてみる。嫌にならない程度にちょっとだけ見て(聞いて)、やめる。また、思い出したら、ちょっとだけ接触してみる。これを頻繁に繰り返すと、慣れてくるはず。つまり、処理の流暢性を獲得し始めたことになります。

何度も足を運んでくれる営業マン。誘うと必ず顔は出してくれる付き合いの良いヤツ。通勤・通学の時、必ず出会うお姉さん(お兄さん)。毎日目にする風景。単純な接触を重ねることで、憎めない、愛着ある存在になる…。

でも、これ、単純じゃないといけないみたいです。来るたびにしつこく営業されたり、来るなと言っても来たり、帰れと言っても帰らなかったり…は、当然のことながら大嫌いの原因になります(笑)。

《インデックス》

◆◆◆鍼灸治療室.トガシ◆山形県東根市◆はりきゅうのトガシ◆◆◆