「新・ヒトの解剖」の「7.脳とこころ」(p208〜231)を読みました。(小林教室収蔵

《以下引用(p222)》
大脳のうち、もっとも古いのは「嗅脳」とよばれる部分で、ヒトでは前頭葉の下にある二本のヘラ状のもので、ヘラの先の部分を嗅球、柄の部分を嗅索という。その名のとおり、嗅覚に関係しており、嗅球からは多数の嗅神経がでて、頭蓋底の篩骨にあいている小さな孔をとおって、鼻の天井の粘膜に分布している。この部分はサカナなどでは大脳の中心部であったのだが、進化とともにしだいに大脳皮質が発達して、ついにヒトでは大きな大脳皮質の下にへばりついたヘラのようなものになったしまったのである。
《引用終わり》

サカナの脳ということですね。

《以下引用(p223)》
大脳半球でも、中心に近い帯状回などの「大脳辺縁系」とよばれる部分は、爬虫類や原始的な哺乳類の大脳皮質で「旧皮質」とか「古皮質」とよばれる。ここでは、本能的および情動的な機能をつかさどっている。これにたいして、大脳半球の表層は「新皮質」とよばれ、高等な哺乳類で発達した部分である。アルコールを飲むと、ふだん抑制的に働いている新皮質が麻痺して、旧皮質が活性化するために、職場の上司に失礼な言葉をあびせたり、いわゆる「酒の上のふらち」をおかしてしまうのである。
《引用終わり》

大脳辺縁系は「哺乳類の脳」と呼ばれているということでした。

《インデックス》

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