「新・ヒトの解剖」の「6.骨まで愛して」(p180〜207)を読みました。(小林教室収蔵

《以下引用(p200)》
ゴリラとヒトの頭をくらべてみると、ゴリラでは頭のてっぺんにトサカのような突起があるが、それは下顎骨をもちあげる側頭筋という筋肉がはじまる場所である。また、頬骨の出っ張り(頬骨弓)が大きく両側にとびだしていて、そこから咬筋という筋肉が下顎骨についている。このように、ゴリラでは、頭全体がいわば「ものを食べる」ための装置=咀嚼器の役割をはたしている。
《引用終わり》




《以下引用(p201)》
これにたいして、ヒトでは、側頭筋がはじまる位置は、かなり下のほうの側頭部の側頭線までさがり、頬骨の出っ張りもわずかになり、側頭筋も咬筋もゴリラにくらべると、薄く貧弱で、くらべものにならない。その反面、脳の大きさをくらべてみると、ゴリラではわずか350〜700立方センチであるのにたいし、ヒトでは1300〜1600立方センチと数倍になっている。つまり、ゴリラの頭は「ものを食べる」ための道具であるのにたいし、ヒトの頭は大きな脳で「ものを考える」ための道具といえる。
《引用終わり》

「もっと頭を使いなさい」という言葉は、人間に対しては「もっと考えなさい」という意味になりますが、ゴリラに対しては「もっと食べなさい」という意味になるわけです(笑)。

《インデックス》

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