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「オランダの個別教育はなぜ成功したのか」の「第2部 オランダ・イエナプラン教育」(p79〜195)「第四章 開かれたイエナプラン教育」(p183〜195)を読みました。(小林教室収蔵

《以下引用(p183)》
オランダで、イエナプラン教育に携わっている研究者や学校の先生たちと話をしていると、「イエナプラン教育というのは、方法(メトーデ)ではないのです。これは、教育についての一つの概念(コンセプト)です。だから、この学校でやっていることは、別のイエナプラン校でやっていることとは大きく異なる場合もあります」ということをよく言われます。そして「学校は一つひとつおかれた状況も違うし、またそこで教えている先生たちのチームにも個性があります。その個性によって、教室はどう配置すべきか、週間計画や学校計画をどう作るべきかは当然変わってきます。イエナプラン教育はオープンモデルなのですよ」とも言われます。
《引用終り》

かつて聖職などと呼ばれてしまったためか、とかく学校は「唯一最高」の形で運営されることが期待されます。「唯一最高」ですから、どこの学校も同じということにもなります。これは理想論であり、現実には絶対にありえないことをみんな知っていながら、このたてまえを何となく共有しているようです。

その学校の先生たち、生徒たち、その保護者たち、さらには地域性の違いもあり、学校は千差万別であるのが自然です。最高の学校の姿は、唯一ではなく学校ごとに違うはずなのです。

公文式の教室の運営は指導者の裁量に基本的には任されておりますから、結果として教室ごとに個性があります。創始者の公文公氏自身も、このオープンモデルを目指していたように思われます。

《インデックス》

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