「新・ヒトの解剖」の「5.顔と頭」(p142〜179)を読みました。(小林教室収蔵

《以下引用(p162)》
耳の穴の奥には、鼓膜という膜が張られている。耳の穴は、ヤツメウナギの一番前のエラ穴が残ったもので、皮膚のくぼみとノドの壁の粘膜があわさったのが、鼓膜である。鼓膜は内側にくぼんだ傘形で、その上部にツチ骨がつき、キヌタ骨からアブミ骨へと振動が伝えられることによって、鼓膜への空気の振動がテコの原理で拡大され、内耳に伝えられる。ツチ骨・キヌタ骨・アブミ骨の三つの小さな骨(耳小骨)を入れる部屋が鼓室である。
《引用終わり》

鼓膜って、粘土で人形を作るみたいにしてできたんですね…。

《以下引用(p163)》
鼓室は、骨のなかにできた小さな部屋であるが、耳管という管によってノド(咽頭)とつながっている一方で、骨のなかにある乳突洞という穴から、側頭骨の乳様突起中の乳突蜂巣という蜂の巣のような小さな穴の集まりにつながっている。幼児では、耳管が太くて短いために、風邪をひいたりするとバイ菌がノドから鼓室にはいって、中耳炎をおこしやすくなる。そして、中耳炎をほおっておくと乳様突起まで炎症が進んで、乳突炎をおこすことがあるのはそのためである。しかし、子どもの成長の過程で、耳管は細く長くなり、知らないうちに中耳炎にかかりにくくなってしまうのが普通である。
《引用終わり》

うちの子も小さい時には風邪をひくとよく熱を出したものです。小児科につれていくと、「子どもの熱は、だいたいは中耳炎なんだ。」と言われました。耳の穴をのぞいて、「ほらね。」抗生剤で、すぐに良くなりました。

《インデックス》

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