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山形県公立高校入試問題・理科・平成25年度(H25.3.10実施分)
「3」と「4」で配点は25点。

2012年は天体ショーが続きました。5月21日に金環日食、6月4日に月食、6月6日に金星の日面通過です。すかさず、これについて出題されています。

問1.
太陽と月と地球の距離は微妙に違いますから、太陽と月の見かけの大きさも微妙に違います。月が比較的大きくて、きれいに太陽を隠す軌道にある時は、太陽がきれいに隠れて夜のように暗くなります(皆既日食)。それでも、「太陽を取り巻く高温のガスの層」まで覆い隠すことはできません。これが、コロナですね。

問2.
図4は、6月4日、つまり月食の時の月の位置です。月食は月に当たる太陽の光を地球が遮る現象ですから、上から月・地球・太陽の順に一直線に並びます。

図5は、6月6日、つまり金星の日面通過の時の金星の位置です。太陽の表面を金星が進んでいく姿が見えるのですから、上から地球・金星・太陽の順に一直線に並びます。

問3.
5月21日に新月だった月が、6月4日には満月になります。日食は新月の時しか起こりませんし、月食は満月の時しか起こりません。

問4.
地球から月までの距離は、金星までの距離よりもずっと近いので、小さい月は大きく見え、大きい金星は小さく見えます。

【2012.5.21】金環日食の映像です。日食は右から欠けていきます。


【2011.12.10】今回のものではありませんが、月食の映像です。月食は左から欠けていきます。



【2012.6.6】金星の日面通過の映像です。


【地学:キーワード】太陽、月、地球、金星、金環日食、皆既日食、月食、コロナ、新月、満月。

《山形県公立高校入試問題・平成25年度(H25.3.10実施分)インデックス》

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