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「オランダの個別教育はなぜ成功したのか」の「第1部 オランダの個別教育」(p9〜77)「第三章 落ちこぼれをなくすために」(p57〜77)を読みました。(小林教室収蔵

1917年の憲法改正から始まった、オランダでの教育改革の歴史が書いてあります。興味のある方は、この章をご覧下さい。

「落ちこぼれ」という言葉が出てきますが、オランダでは「落ちこぼれ」はほぼ留年と同義のようです。留年がほとんど有り得ない日本とは事情がちょっと違うかもしれません。

《以下引用(p64)》
多様な価値観を持った市民の社会参加意欲が高まり、また、政治的発言が増える中、教育界ではこれまでの画一的な教育方法に対する疑問や批判が各方面から寄せられ、教育改革の必要を迫る報告書が次々に出されるようになります。中でも、K.ドールンボスが書いた「落ちこぼれへの抵抗」(1969)は、落ちこぼれの問題は、まさに、旧来の画一的な一斉授業が生んでいると真正面から指摘し、その解決の糸口として、オールタナティブ教育の実績に学ぶべきだとした、重要な報告書でした。…

特に、古い画一的な教育では、同じ内容をただ反復するという授業形態が留年の原因になっていること、また、留年する子どもは、わかっていない部分をもう一度学ぶために、わかっている部分も繰り返して学ばなければならない、という非効率的な教育が行われている、という指摘は興味深いものです。…また、従来のように学習内容を学年ごとにヨコに決めるのではなく、タテに、つまり子どもの発達を学校就学期間全体を通じて継続的に捉え、より包括的な形で組織していくべきだ、と述べています。…さらに、「モンテッソーリ教育とイエナプラン教育の重要な点は、いずれも、タテの生徒グループを基本としていることである。異年齢の子どもからなるグループは、社会形成(相互の助け合い、グループワークなど)の可能性をより多く提供しているし、場合によっては組織上の利点もある」と述べ、画一教育に代わる方法を探るために、オールタナティブ教育の実例を採用する必要があると主張しています。
《引用終り》

討論ぽい授業や、たて割り班の活動など、似たような取り組みは、最近の日本の小学校にも見られるような気はしますが、基本的な骨格はまだ画一教育になっているように思います。

《インデックス》

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