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「ちょうどの学習×ちょうどにする指導」の「自学自習と教材の力」(p229〜389)の「国語教材から考える:教育は生徒のいま、ここでの経験に立脚する」(p308〜341)を読みました。(小林教室収蔵

公文式国語教材には「縮約」という方法が採られています。それはどんなものかというと…

《以下引用(p323)》
(絃呂鯑匹澆覆ら、文章にそって、頭から「原文まるごとの縮約文」をつくるようにする。分量は、文章の内容にもよるが、全体の1/3程度にする。文章の要点をまとめたり、主題になる部分を要約したりするのではない。
∧絃呂らキーワードとして着目した重要語や、読み手自身がひっかかったこだわりの言葉は、そのまま縮約文でもつかう。
キーワードは、文脈の途上に立てられた「道しるべ」である。すでに縮約文中で言及した旧情報や重複語、あってもなくても差し支えのない語句ははぶいて、自分の言葉で縮約文にしあげていく。
な験愿文章でも方法は同じである。ただし、読後の第一印象である原文のニュアンスは可能な限りすくい取るようにしなければならない。方言があったり比喩があったりしても、それが文章において重要な働きをする語句であるのなら、これをそのまま使う。

縮約をする学習には文をつくるという作業がともなうが、これは読書することの実質を求めて教材化した結果の作業である。本を読んだといっても、その読みが文章にあるイメージにとどいて、読み手自身の〈本文〉を形成するまでにならなければ意味はない。…

読みの力を高めていけば、読みだけでなく、書きの力もまた、個人差によって多少の時間的な遅れは出ても、上がっていくはずである。なぜなら、縮約によって一時的にせよ、確定された〈本文〉が以前の読みとは次元の異なる読みを実践させていくことになるため、学習者の縮約文はこれまで以上の成就度をおのずと達成していくからである。書きの作業にくわえて、読みの力自体の向上をねがって制作したのが、縮約を軸にした公文式国語教材の他に例のない特徴なのだ。
《引用終り》

私もI教材をやっている頃に、「ほとんどが縮約という問題形式なので、引用された箇所を要約して文章を書き写します。これもコツを掴むと楽しい作業です。勉強しているという苦痛が余りないのに、国語力はついているような気がします。」とか「縮約(引用されている文章の要旨をまとめる)の問題が続くと結構疲れます。数百字もの文章を書かなければなりません。手が思うように動きません。ワードは使えないのか?親指入力でもいいんだけど…と思ってしまいます。」とか、勝手な感想を書いています。

公文式国語教材を最初に作成されたのは村田氏たちのようですが、後に、中学教材までは敷居を下げて解答しやすく改訂してあるらしいです。J教材からの縮約が本来の縮約なのかもしれません。非常に解きごたえがあります。

《インデックス》

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