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2013年度受験用公立中高一貫校適性検査問題集(みくに出版)の「 京都市立西京高等学校附属中学校」(p381〜394)を読みました。(小林教室収蔵

〈適性をみる検査3(1)(p383〜p387)〉
1.
ここは特に私から補うところは無いようですが、タイムマシンという設定は斬新ですね。ドラえもんを読まないで勉強ばかりしていると、かなり戸惑うと思います(笑)

〈適性をみる検査3(2)(p387〜p389)〉
1.食塩水の濃度の問題ですが、面白い出題の仕方だと思います。



2.天秤が出てくるので理科っぽい問題ですが、記号を文字に置き換えてしまうと純粋に数学の方程式です。



3.また食塩水が出てきました。温度によって溶ける量が違うということを扱った問題。



4.地震の問題。解きながらも被災地の状況を思い出し、恐怖を感じます。



〈適性をみる検査1(p394〜p390)〉
1.松沢哲郎『想像するちから』〈岩波書店〉からの出題。京都大学霊長類研究所の研究成果は興味深いものがたくさんあります。ここで紹介されている内容も非常に興味深いです。一見、チンパンジーの方が人間よりも優れていると思えるような結果。そんなとき、ある大学院生の思いつきで始めた実験で、チンパンジーと人間の知性の違いが明らかになります。チンパンジーはそこに有る物を見ているが、人間はそこに無い物を見ている。「今、ここ」にのみ生きるチンパンジーと、「過去や未来、地球の裏側」をも見つめる人間。面白いですね。

2.冷泉貴実子監修『もっと知りたい 京都 小倉百人一首』〈京都新聞出版センター〉からの出題。朝を迎えるまでの表現が細分化されていて、暁→しののめ→曙→朝ぼらけ→朝となるというのが面白いです。清少納言は、「春はしののめでも朝ぼらけでもなく、あけぼのなのだ!」と言っているわけですね。

山形には、東雲観光という会社があります。暁観光でも、曙観光でも、朝ぼらけ観光でもありません…

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