ブログネタ
★くもん・公文・KUMON★ に参加中!
「ちょうどの学習×ちょうどにする指導」の「自学自習と教材の力」(p229〜389)の「英語教材から考える:基礎基本とは何か」(p273〜307)を読みました。(小林教室収蔵

《以下引用(p296)》
ネイティヴが不自然と感じる学習者の運用上のまちがいを調べた結果から、英語学習の軸になる読解力養成のための教材の順番を素描してみたい。教材に取り入れなければならない「運用上の言葉のきまり」を幹にして、あつかうテキストは話し言葉から書き言葉まで、また、カジュアルな表現からフォーマルなものまで、あらゆるテキストを教材に組みこみ、また、学習に必要な発音や表現の仕方を補助する教具は別にそなえておく。
《引用終り》

「運用上の言葉のきまり」を学ぶための教材プログラムは「音・意味・文字の文法」→「言葉の文法」→「文型文法」→「表現文法」→「文典文法」→「連接文法」→「パラグラフ文法」→「文種別読解文法」の流れになります。

(1)「音・意味・文字の文法」
音・意味・文字という三者のかんする「言葉のきまり」です。「発音」「意味」「スペリング」の関係性。フランス語、ドイツ語、ロシア語にくらべて、英語は規則性にとぼしいという特徴があります。

(2)「言葉の文法」
文のなかでは、名詞・形容詞・動詞が中心的な役割をはたし、この三品詞だけで、動詞文、形容詞文、名詞文が構成できます。単語を覚えることは大切ですが、単語だけを覚えるよりも「文のなかで」覚えた方が結果的には早道になります。同様に、「文はパラグラフのなかで」、「パラグラフは文章のなかで」というふうに拡張していきます。

(3)「文型文法」
「文型」をつかうと文が無数に生産できます。「S+be+M」、「S+be+C」、「S+be+C+M(修飾句)」、「S+have+O」、「S+V+O+M」のように、主語と動詞を中心にした文型をつかって学習します。

(4)「表現文法」
話し手の表現意図を中心に英文を配列し、どのような表現がどのような話し手の意図のときに運用されるかを学びます。

(5)「文典文法」
みずからが文法的な理解を得て、まったく未知の英文でさえ、みずからの英文読解力を駆使して、創造的な運用ができるまでにします。言葉は生き物であり、さまざまな例外があります。独特な言葉づかいや慣習的な言い回しもあります。どんな言語表現が出てきてもなんとかなるように、何とかならなくとも何とかしようという取り組みができるようになることを目指します。

(6)「連接文法」
一文の総括的な理解ができるようになった次の段階として、次の一文と合わせた二文によって新たに生じる、運用的な意味を学ぶ段階です。言葉のきまりを拡張して、文と文の関係にまで広げて、前の文と後の文との関係を学びます。

(7)「パラグラフ文法」
文は一応の記述が終了したところで話題の転換が起こります。ここまでの文のまとまりを「パラグラフ」といいます。パラグラフ内の文相互の関係を学ぶとともに、パラグラフ間の関係性も学びます。

(8)「文種別読解文法」
母国語と英語の文章の違いは、エッセイ、小説、詩など文種ごとに、異なります。文章の奥にあるイメージに達するために、文種ごとの表現のあり方を学びます。

以上は私なりにまとめたもので、原文を見ていただくと若干ニュアンスが違っていたりするかもしれません。

このブログでは、村田さんと共に教材作成に携わった(と思われる)岡本さんの「公文式英語教育の方法」についてもまとめています。こちらも併読いただくと面白いかと思います。

《インデックス》

◆◆◆公文式小林教室◆山形県東根市◆◆◆