「新・ヒトの解剖」の「4.五臓六腑」(p68〜141)を読みました。(小林教室収蔵

今回も興味深いところを引用していきます。

《以下引用(p96)》
左右の肺は、大きさにはっきりした違いがある。心臓の左側がでっぱっているために、左肺は右肺よりもその分だけ小さく、その機能にも差がある。右肺は上・中・下の三葉にわかれるが、左肺は内側が心臓にえぐられた形で、上下の二葉しかない。むかし結核が流行したころは、左肺が結核に侵されても、右肺が健康なら比較的元気で長生きができたが、その逆の場合は無理ができず、早死することが多かったのは、肺の大きさの違いのためである。
《引用終わり》

肺は、どちらかと言ったら右側を大事にしましょう。

《以下引用(p99)》
…気管支の分岐の仕方は左右で違っている。右の気管支は太く短く、その傾斜の角度は急であるのにたいし、左の気管支は細く長く、傾斜の角度はゆるやかである。したがって、間違って気管にものを飲みこんださいには、左よりも右にはいることが多い。
《引用終わり》

右肺危うし!

次は呼吸法です。

《以下引用(p101)》
その方法には二つあり、一つは肋間筋をつかって胸部を前上方に引き上げる胸式呼吸で、もう一つは横隔膜を収縮させて(引き下げて)胸郭を下方へ広げる腹式呼吸である。女性では肺が上下に短いので胸式呼吸をし、男性では肺が上下に長いので腹式呼吸をする率が高い。
《引用終わり》

女性は妊娠すると横隔膜の下がめいっぱい大きくなるので腹式呼吸が難しくなる、という説明も読んだことがあります。

《インデックス》

◆◆◆鍼灸治療室.トガシ◆山形県東根市◆はりきゅうのトガシ◆◆◆