「新・ヒトの解剖」の「4.五臓六腑」(p68〜141)を読みました。(小林教室収蔵

興味深いところを引用していきます。

まず、最近、知人が肝硬変で亡くなりましたので、それについて…
《以下引用(p87)》
例えば、肝硬変など肝臓の病気になると、胃腸の壁から吸収した栄養分を肝臓へはこぶ門脈という血管を流れる血液が、肝臓のなかにはいることができなくなって、近くの食道やおなかの皮下の静脈に流れこみ、食道に静脈瘤ができたり、おなかの皮静脈の怒張がおこったりする。同時に、脾臓から肝臓にはいる血液の流れも悪くなって、脾臓が肥大する。そして、ついには静脈瘤が破裂して、食道から出血し、大量に血を吐いて、生命を危うくすることになる。
《引用終わり》

次は赤血球について。
《以下引用(p90)》
赤血球は、おもに骨髄でつくられ、脾臓と肝臓でこわされるまで、約120日間、酸素を全身の細胞に送りつづける。魚類・両生類・爬虫類・鳥類の赤血球は、核のある有核赤血球であるが、哺乳類では赤血球がつくられる途中で、核が細胞から放りだされてしまい、無核の赤血球になっている。…核のない細胞というものは、脳と生殖器をうしなったヒトのようなもので、ただ手足をつかって働くよりしかたがない奴隷や働きアリのような存在といえる。
《引用終わり》

骨髄について。
《以下引用(p91)》
骨髄も、子どもの頃には全身の骨のなかでさかんに造血しているが、齢をとるにつれて手足の長い骨のなかではしだいに脂肪におきかわり、最後まで血をつくるのは椎骨や肋骨・胸骨などである。造血作用をいとなむ骨髄は赤いので赤色骨髄とよばれ、脂肪にかわった骨髄は黄色のため黄色骨髄とよばれる。石器時代の古代人は、骨髄のこのような性質をよく知っていて、赤色骨髄は骨を割ってこれを食べ、黄色骨髄は灯火の燃料として使っていた。
《引用終わり》

豚骨のラーメンが食べたくなりました。

《インデックス》

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