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「ちょうどの学習×ちょうどにする指導」の「これからの教室はどう創るか」(p133〜228)の「幼児教育は幼児期だけのものか」(p145〜154)を読みました。(小林教室収蔵

斉田先生の教室の幼児教室についてです。本書にはさらに詳しく教室の雰囲気についての描写もありますので、是非合せて御覧下さい。

《以下引用(p149)》
〈入室〉
お茶とお菓子(ビスケット1コ)が用意されている。しばし息をととのえる時間。安心した幼児の顔、顔、顔。
1.あいさつ……正座して、教室に入ってきた一人ひとりに「こんにちは」、生徒も「こんにちは」
2.紙芝居……一作品の紙芝居終了後、簡単な質問して会話をする。幼児の気持ちがほぐれる。
3.俳句……秋の句30枚(「俳句カード」を拡大コピー)。その後、1人2〜3枚ずつ発表。

…《略》…

4.指折り数唱……指を使って、1→10、逆唱10→1
5.歌……「たす1のうた」
6.数表で数唱……100までの数唱。30からの逆唱や、奇数の2とび、偶数の2とび、5とび、10とびもする。
7.位取り……
先生「一の位です」。生徒「3」。先生「1ケタの数を読みます」。生徒「3」。
先生「十の位です」。生徒「8」。先生「2ケタの数を読みます」。生徒「83」。
先生「百の位です」。生徒「4」。先生「3ケタの数を読みます」。生徒「483」。
先生「千の位です」。生徒「6」。先生「4ケタの数を読みます」。生徒「6483」。
先生「万の位です」。生徒「5」。先生「5ケタの数を読みます」。生徒「56483」。
8.数字の書き……生徒の能力に合わせて、「1〜10」、「1〜100」のなぞり、自力書き用のB4の用紙を配布。時間は3分間。先生「あわてないで、きれいに書いてね」。書けたところまで丸つけ。先生「残りはおうちで書いてね」。

…《略》…

9.英語カード……カードを見せながら、「Aa」「ant」「apple」「Bb」「bed」「bear」……Zまで。
10.What is this?……「What is this?」「It is a dog.」など…。
11.英語で数唱……数表で「1〜30」、「10とび」
12.英語の歌……「The alphabet song」
13.アルファベットの書き……数字の書きと同様に、自力書き、なぞり、母親が手を添える子用にわけたプリントをくばる。8番目におこなった数字の書きと同様、書けたところまで丸つけ。
14.月、曜日……表に書かれた月、曜日を読む。その後、「Sunday, Monday, Tuesday」をうたう。
15.英語の歌……「わたしはI」カード取りをしながらうたう。人称代名詞表で「I my me」の歌をうたう。
16.疑問詞の歌……「もしもしカメよ」のメロディで、「who 誰」「what 何」…疑問詞を入れた歌をうたう。
17.年齢を聞く……「How old are you?」→生徒は一人ずつ英語でこたえる。「I am 3 years old.」
18.命令に体で反応……「Stretch your body.」「Walk in the park.」「Swim in the pool.」「Jump very high.」
19.英語の歌……「Head shoulders knees and toes」をうたう。

…《略》…

20.たして10……指をつかって、たして10になる足し算をする。
21.ひらがなの読み……「五十音」、「濁音」、「拗音」の読み。
22.五十音表の書き……なぞり用、自力書き用、カタカナ用を使い分ける。指導は8、13と同じ。
23.文読み……「ま、まどからみえる、まるいつき」など…。
24.たしざん書き……「1+1=2」から「9+9=18」まで。なぞり用、自力書き用がある。「たしざんのうた」を歌いながら書いていく。
25.ジグソーパズル……一人ひとつのジグソーをする。
〈終了〉
《引用終り》

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