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「神秘主義の人間学」(法蔵館)「第三章 エックハルト」(p51〜69)を読みました。

文中、「誤解を招く恐れがある」とありますが、敢えて引用したいと思います。

《以下引用(p62)》
神は造りたもうて後、退いたのではない。今も不断に古いものを新しくしたもう。でなかったら現象の世界は存続できないのだ。一瞬でも神が被造物から手を離すなら、たちまちのうちに被造物は無に帰するだろう。被造物は神から出ながら神のうちにある。たとえ神から逃れようとしても、あなたは同じ神の懐の中に駆け込んでいるのだ。「なぜなら神の他に何もないのだから」、地の果てまでも神を顕さないところはない。それにもかかわらず造られたものは一瞬もとどまらず、やがては過ぎ去ってゆく。そのうちに魂の安らぎの場はない。魂の安らぎは、すべてのものが神であると知るとき、言い換えれば神以外に何もない(これが「唯一の神」の意味である)と知るときである。事実、多くの神秘思想家は、このことを知っていた。否、誤解を招く恐れがあるが、自分自身が神であることを知っていた。しかしわれわれは神を知らないでいる。そこには奇妙な転倒があるに違いない。あらぬ方向に真理を探し求めているのだ。
《引用終わり》

結局、青い鳥は自分の中にいた…ということになります。

「すべてのものが神である」というのは、華厳如来蔵のキリスト教的表現かと思います。

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