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「ちょうどの学習×ちょうどにする指導」の「特別研究生、その後」(p9〜132)の「公文公氏の最後のメッセージ、特別研究生」(p44〜58)を読みました。(小林教室収蔵

「ひとところにとどまることがない」、定式化を嫌う公文氏でしたが、形式的・マニュアル的指導のように見える「特別研究生」という指導法を突如提唱し始めます(以下はp54の『山彦151』1995からの引用)。

「入会して当分の間は1回学習で進むが、標準完成時間内での学習が苦しくなってきたら2回学習にする」

「2回学習」に関しては「20枚戻って40枚進む」としか書かれてなくて、公文の指導者であればこれで充分なのでしょうが、私には何故これが2回学習になるのか、最初は分かりませんでした。横軸に時間、縦軸に教材(プリント)の番号を取ってグラフにしてみて、やっと意味が分かりました。

横軸の目盛は「20枚戻って40枚進む」を1サイクルとしています。ですから、これは2週間であったり1ヵ月であったり、ケースバイケースだと思われます。

横方向の目盛線は2本の青い線と交差します。つまり、同じプリントを2回学習することになります。
《2回学習のグラフを拡大する》
2回学習


「やがて、2回学習が苦しくなってきたら3回学習にする。」

同じ要領で、3回学習をグラフ化しました。横方向の目盛線は3本の青い線と交差します。つまり、同じプリントを3回学習することになります。
《3回学習のグラフを拡大する》
3回学習


グラフをエクセルで作っておりましたら楽しくなりまして、4回学習と5回学習のグラフも作ってみました。
《4回学習のグラフを拡大する》
4回学習

《5回学習のグラフを拡大する》
5回学習


何回学習のグラフでも作れるような気がしてきました。しかし、生徒さんも「いい加減にしてよ」と言うことになると思いますので、3回学習でやめといて、後は「特別研究生」ということなのでしょう。

「さらに3回学習が苦しくなってきた時には、進度を100枚下げたところから教室で5枚を、また家庭では教室よりさらに50枚下げた3週間で100枚の学習をする特別研究生にする。」

本書では線表や表などで具体的に書いてありますが、私は慣れてないので、上と同様に二次元のグラフにすることにしました。

今度は、横軸の時間のスケールも公文氏によって指定されています。

《特別研究生のグラフを拡大する》
特別研究生


教室でやるものと宿題としてやるものを分けて、複線で並行していくのが画期的なところかと思います。

横軸目盛の2−3の区間と5−6の区間では、赤い線(宿題)が青い線(教室)よりも進んでいますから、ここの分が自学自習(教わっていないところへの挑戦)と言えます。

実質的な進度(ペース)は青い線と同じです。週に10枚のペースですから、復習の必要もなく順調に進めば、年間で約500枚進むことになります。

《つづく》