「新・人体の矛盾」の「11 オトガイの謎」を読みました。(小林教室収蔵

お年寄りが「オトガイ」と良く使うので方言だとばかり思っていました。解剖学で出てきたときにはビックリ。

でも、この章はオトガイが主役という感じではなくて、進化の過程でヒトが失ったものと獲得したものを総括しています。オトガイは獲得したものの中のひとつ。

そんなわけで、今回は失ったものの方を並べていきたいと思います。自分的には、「優しい心」とか「ゆったりした生活」を挙げたいところです。詳しく知りたい場合は本書をご覧下さい。

尻尾。もともと長い尻尾を持っていたが、樹上生活のとき腕でぶら下がって移動するようになってから、無用となり退化した。つまり、二足歩行になる前から退化していた。尾骨は現在、肛門を固定する役目を担っている。

足の母指対向性。二足歩行には、都合がいい。

ヒゲ。感覚毛。

歯の退化。噛み合わせた時に犬歯が入る歯の隙間。歯根の数が減少。

顎骨の短縮。上顎骨と前上顎骨が融合。下顎骨の「サルの棚」(舌の筋肉が付着する骨の隆起)。

肋骨が一本減少。

耳介の退化。

色素の減少。

尻だこの消失。

陰茎骨の消失。

嗅覚や聴覚の退化。

《つづく》