L教材の180番まで終わりました。

『韓愈』は柳宗元と並び称されて韓柳(かんりゅう)と呼ばれたとのこと。ちなみに今流行ってるのは韓流。柳宗元は直喩が多いのに対して、韓愈は隠喩が多いそうです。

馬を使う名人のことを伯楽と言い、「ばくろう」の語源になったというのも勉強になりました。私の父の世代くらいですと「ばくろう」という言葉はよく使います。

また、韓愈は四六駢儷体を排したとのこと。日本の空海とほぼ同時代(空海が6歳ほど若い)を生きています。空海が若い頃に書いた『三教指帰』「・・・四六駢儷文のことごとくが中国の古典の用例にもとづいて、空海の恣意的な造語はほとんどないといってよいほど・・・」だったそうです。四六駢儷体とは形式ばかりにとらわれた装飾過剰で殆ど中味が無い文章。それを嫌った中国の韓愈と、それを積み木遊びのように積み上げて自分の文章を作り上げた日本の空海。面白い好対照だと思います。

『白居易』は髪が抜けることを気にしています。杜甫もそうです。学生の頃は分かりませんでしたが、この歳になると気持ちがよくわかります。

「売炭翁」の話は、ツルゲーネフとか魯迅の作品と似ています。庶民の窮状を訴え皇帝を遠回しに諭すのが主旨(諷諭詩というらしい)なので、事情が同じなのですね。

柳宗元と同様、韓愈と並び称されて韓白と言われているそうです。ただ、白居易は平易流暢な文章なので中国でも日本でも圧倒的にポピュラーです。教材に引用されている詩は、『平家物語』『枕草子』香炉峰の雪)にも出てきます。

【グラス片手に大人の公文】国語〔L-180〕