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K教材の190番まで終わりました。

『雨月物語』を読みました。「1776年刊行。上田秋成作。読本。和漢の多くの書を典拠とした翻案怪異小説集で、9編の短・中編から成る。作者の倫理観・人間認識が織り込まれた傑作。」と教材で紹介されています。

1776年と言えばアメリカ独立の年。享保に生まれ、天明とか寛政といった時代を生きています。天明年間に次の教材で出てくる本居宣長と論争したりしています。

読本というのは、大衆娯楽小説のようなものでしょう。江戸怪異文学という分野があるほどに、江戸庶民は怪談好きだったのでしょう。そこに僧の背徳や妖しい美を織り込んだ深みは、それだけ江戸文化が円熟しているということだと思います。

現代人もホラーとか好きですよね。

【グラス片手に大人の公文】国語〔K-190〕