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新「公文式算数のひみつ」の「第五章 ここまで進んだ優秀児のひみつ」を読みました。(小林教室収蔵

この章も実例紹介がありますが、詳しくは本書をご覧ください。

公文式では優秀児の進度をランキングして一覧表(進度一覧表)を作り、表彰したりしています。この進度一覧表の1974年からの推移を比較しているところが興味深かったです。当然、どんどん先に進む子供が増えています。それは毎回記録更新されるオリンピックのようです。

《以下引用》
たとえば、人間の肉体の可能性を追求するのがスポーツであるなら、教育は、人間の知的可能性を追求するものであると、私は思う。子どもにどのような学習をさせれば、どこまで伸びていけるものか。学習の方法をどのように工夫すれば、さらにどのように伸びていけるのかを、あくことなく追求していくのが、教育の課題ではないだろうか。
《引用終わり》

私が子どものころは受験戦争などと言われ、過当競争が問題視されていました。その反動なのか、その後ゆとり教育で生まれたゆとりは運動部での競争に費やされたような気がしています(地域差もあるでしょうけど)。運動部で活躍して推薦入学を狙う人が非常に増えたような気がするのです。それは、受験戦争が勉強から運動に移ったに過ぎないのではないか。

子どもとは成長する段階のことであるし、より大きな成長を望むのが親であるし、そこに競争が生じるのは不可避だと思います。それはスポーツも勉強も同じ。

要は足の引っ張り合いとか、ネガティブな方向に行かなければいいのです。

《つづく》