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新「公文式算数のひみつ」の「第二章 計算だけで数学力がつくひみつ」を読みました。(小林教室収蔵

《以下引用》
ここで断っておかなければならないが、学校で勉強する内容をすべて、「あれも、これも」取り入れて、わが子に学習させようとするならば、一日わずか30分の学習で、小学生のうちに方程式に到達することなど、ほとんど不可能であろう。
《引用終わり》

これは公文式の創始者公文公さんが自分の息子さん用に問題を選ぶ際に心がけたことです。そして、それは現在の公文式の教材の特長ということになります。

そのため、一見、計算問題のみに公文式は偏っているのではないか?という批判があるのも事実です。

《以下引用》
「いずれにしても、計算問題であれば、多少なりとも時間をかければ、機械的に正解が出てくるはずだ。数学において大切なことは、時間がかかってもよいから、自分で考えて答えを見出すことである」と。
《引用終わり》
私も学生時代は、こう考えている口でした。つまり、数学の問題を解くスピードは余り気にしませんでした。

この本でも紹介されていますが、計算のスピードにはかなりの個人差があります。実際の試験では、単なる計算問題も点数の上でかなりのウェートを占めているわけで、計算が速くなっただけでも成績は良くなるはずです。計算問題を軽視する、解く速さを重視しない考え方は現実的ではありません。

さらに、
《以下引用》
…計算もろくにできない子どもが、「考える数学」に取り組むなどということが、現実において可能であるとは、とうてい考えられない…
《引用終わり》
単に計算と言っても、割り算を速くこなすには、頭を使って考えないとダメです。約分・通分をしながらの分数の四則混合の計算は、微積分などの高等数学より、ひょっとしたら頭を使ってるような気がします。

図形の問題や証明問題は公文式の教材の中に無いわけではありませんが、ボリュームとして少ないのは私も感じました。でも、証明問題のような論理的思考は論理的な文章に触れることで身についていくもので、国語で養われるという説明も説得力があります。

スランプを打破するために、公文の教室では集中学習を、月に一回くらい行います。これは、いまやっている段階よりも一学年分簡単な教材を、30分間でできるとこまで何枚でも連続してやるというものです。これによって、処理能力(前回は作業力と書きました)が身に付きます。

計算力と、論理的思考と、処理能力。いずれが欠けても「考える数学」などできないのではないでしょうか。少なくとも「数学に計算力は要らない」とは誰も考えませんよね?

《つづく》