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くもんのすいせん図書(3Aの5番)「しゅっぱつしんこう!」を読みました。(小林教室収蔵

表紙を飾る特急「はつかり」。上野−青森間を走っていた特急だそうです。東北新幹線八戸延伸で廃止になったとのこと。これに乗って出かけたということは、主人公のみよちゃんは東北にゆかりのある人ということになります。

仙台以北の岩手県や青森県辺りと考えるのが自然ですが、山形という線もあり得ないわけではない。急行に乗り換えたのが福島だとすれば、奥羽本線かもしれないからです。

さらに普通列車に乗り換えたということになると、急行が止まらないような小さな駅に降りたということになります。

みよちゃんについて絞り込めるのは、このくらいでしょうか…

みよちゃんのことがこんなに気になってしまうのは、列車に乗り降りする小さな姿しか描かれていないからです。

電車は設計図のようにきれいに描かれています。筆者はきっと鉄道マニアなのでしょう。電車に対する思い入れを強く感じます。どんな女の子が乗っていようがあまり興味は無さそうです。

だから、乗り物に興味を持ち始めた男の子には良さそうな本ですね。そして、大きくなったら、西村京太郎のトラベルミステリーが好きになったりするんじゃないかな…。