一週間ほど前から、日本経済新聞の電子版を利用しています。紙という殻から抜け出して、情報のみが仮想現実の中に存在する…。

いろいろと勝手が違いますから不便な点もあるかなと思ったのですが、4月分が無料になるというので、配達の方を止めて乗り換えてみました。

思ったより良いです。両手を広げて読む必要も無いし、ケータイでいつでもどこでもちょっと見れますし(しかも朝刊夕刊に関わらず最新のニュースを)、難しい言葉には解説がリンクされているし、新聞紙を捨てる必要も無くなるし、文字がでかくできるので読みやすいし。

従来のような新聞のレイアウトでも記事は見れるのですが、ケータイでばかり見ていたら、こっちの方が見やすくなってきました。

従来ですと見出しの大きさがいろいろありましたが、これは新聞社側で重要度を判断して大きさを決めています。これは必ずしも私の重要度とは一致しませんから、私にとって重要な記事が小さく扱われていたりすると、見落とす可能性も高かったわけです。

電子版では、私が閲覧した記事と関連ある記事をピックアップしてくれるので、従来の紙面ではスルーしていた記事も読むことができます。

新聞業界が新しいスタイルを模索しているということは先日書きましたが、これはこれで成功するんじゃないかなと思いました。

近所のスーパーの折り込みチラシは必要なので、そちらは地方紙購読で入手しています。いずれ折り込みチラシもバーチャルの世界に進出してくるんでしょうね。新聞配達店は困るでしょうけどね。