池谷幸雄さんが東根で体操教室をして下さったのは、去年の10月4日でした。一緒に写真を撮って下さった上に、サイン入り色紙まで下さいました(特に頼んだわけでもないのに)。バック転も披露して下さいました。

そのときにおっしゃったのです。「選挙に出たりするかもしれないので、その時はヨロシク」と。冗談だと思ったので笑いましたが、そうじゃなかったんですね国会でもバック転するんでしょうか。

福田政権の時に衆議院と参議院の意見が揃わないのは異常だということが言われました。でも、それは自分を客観的に見れていない首相の言い訳です。衆議院と参議院の意見が分かれて、議論が尽くされることこそ望ましいこと。そうでないと独裁の危険すらある。

ですから、この次の参院選で民主党が負ければ、ただでさえ進まない国会はますます空転するでしょう。しかし、たとえまとまらなくとも、国民の種々雑多な意見は国会にも存在しなければいけない。つまり「空」の状態でなければいけない。その中から政策を捻り出すのが民主主義たるもの…。

衆議院は民主党が多数なのですから、参議院は負けてもいいでしょう。小沢さんがそのままだということは、民主党も覚悟しているのかもしれません。

小沢さんの傲慢な態度は目に余るものがありました。今のままでは、民主党に投票することは、私にはできません。といって、自民党は論外。新党というのもどうなんでしょう…。またまた、選択肢のない選挙になりそうです。