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新型インフルエンザの流行で、ウイルスというものに皆が関心を寄せました。解説するテレビ番組も多々ありました。説明の仕方も微妙に違ってたりして、いくら情報を集めても戸惑いは解消しませんでした。一番の迷解説者は舛添さんだったと思いますけど。

ウイルス…生物とは呼べないシンプルな構造だけれど、遺伝情報を持ち他者に取りついて増殖していく…不思議な存在。

「何を目的に生きているんでしょうか?」という質問もありました。脳を持たない存在に目的意識があるのか?生きていると言っていいのか?質問にさえ疑問が湧いてくる…不思議な存在。

「人間を皆殺しにして、世界制覇を企んでいるんでしょうか?」という奇抜な質問もありました。

それに対する有識者の回答。
「いいえ。ウイルスは、人間が死ぬことは望んでいないはずです。取りついてる人間が死んでしまえばウイルスも死んでしまいますから。取りついても、全然人間に影響が無いようなウイルスが一番生存しやすいウイルスです。」

そんなふうに解説されると、悪い奴じゃないような気がしてくる。悪気はないのに自分が増殖しようとすると、人間が熱を出し咳をして、もがき苦しむ。それは自分の住環境が衰弱することでもある。奴らは我々人間と運命を共にしている?

人間に悪さをしない奴ほどウイルス界でも優等生!ということになると、生きているとも言えない、考えているとも言えない、そんな奴らにもモラルがあるように見える。殺人は、ウイルス界でもモラル・ハザードなのである。

さて、我々人間はどうなのか?地球を壊滅させて、宇宙制覇でも狙っているんでしょうか?霊長類という名誉ある生き物を自負し、脳という器官を有して複雑な思考繰り返している我々が、ウイルスと同程度のモラルを守れずにいるとは!

ウイルスには殺意をもつ能力(脳)もなく、責任能力もありません。人を殺したと言っても罪に問えるものではありません。しかし、人間が地球を壊滅させた場合は間違いなく有罪になりそうです。